ワンダーボックスは、2020年4月に開講された、次世代の学びとして注目されている『STEAM教育』を意識した、全く新しい通信教材です!
学びの土台となる 「意欲」と「思考力」を伸ばすことを目的にし、「アプリ」と「キット」を使い、デジタルとモノを融合した教材となっています。
ワンダーボックスの「アプリ」を使用するためには、スマートフォンやタブレット端末をご自身で準備する必要があります。
ですが、あくまで子供が使う端末です。
「あんまり高価なものを与えて壊してしまったりしたら…」
その一方で、
「安価なものを与えて、もし動かなかったら、もったいないし」
なんて悩みますよね。
こうしたお悩みに答えるために、本記事ではワンダーボックスが推奨する端末のスペックと、私がオススメする端末について解説してまいります。
ちなみに、我が家はAmazon Fire HD 10を使用しています。

不便なく使えていますが、少し気になる点もありますので、そちらについても解説してまいります!
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ワンダーボックスが推奨する端末のスペックとその他の条件
ワンダーボックスのアプリはタブレット・スマートフォンどちらも使用可
ワンダーボックスの「アプリ」を動かすために必要な端末の推奨スペックは、において公開されており、以下のようになっています。
推奨スペック
【iPad/iPhone端末】
[OS] iOS 11.0以上 [メモリ/RAM] 2GB以上
【Android端末】
[OS] Android 5.0以上 [メモリ/RAM] 2GB以上
【Amazon端末】
[メモリ/RAM] 2GB以上
上記スペックが満たされていれば、スマートフォンでもタブレットでも動作可能です。
ワンダーボックスのアプリデータはユーザごとに管理される

ワンダーボックスのアプリのデータは、契約したユーザごとに保存されています。
ですので、同じユーザが複数の端末から使用することも可能です。
例えば、自宅ではタブレットで楽しむ、外出先のちょっとしたすきま時間にはスマートフォンから楽しむ といった使い方も可能です。
さらに、兄弟など複数人数で契約した場合でも同一端末を利用することができます。
端末が1台あれば交替で利用すれば複数人で使うことができますので、1人1台端末を用意する必要はないですよ!
常時インターネット接続が必須

ワンダーボックスのアプリを利用するためには、常時インターネットに接続されていることが必要です。
ですので、Wifi環境があるのがベターです。
外出先で利用する場合もネット接続が必須となりますので、長時間遊ばれる場合は、データ通信量には気をつけてくださいね。
端末選びのポイント ~子供が使う想定での視点から~
多くの端末に対応されているワンダーボックスですが、実際に使う子どもたちにとって使いやすいものは何かを考えてみましょう。
端末の大きさ 大きいほうが使いやすい

ワンダーボックスのアプリには、「ずっこけびじゅつかん」などの絵を描くゲームや、「シンクシンク+」など画像をみて瞬時に判断するようなゲームがあります。
特に「ずっこけびじゅつかん」は、2コマ漫画の2コマ目を自分で考えて作画するというゲームになっています。細かい表現をするのは小さい画面ではやりにくいです。
現在の大画面スマホは、おおよそ6インチ台(長辺15~16cm、短辺7~8cm)だと思います。
以前に比べれば大きくなったものの、絵を描く作業では画面が大きいタブレット端末の方がやりやすいと思います。
端末の重さ 軽いほうがよい

ワンダーボックスのアプリでは、「ミッションハンター」や「ハテニャンのパズルノート」、また月ごとに届くキットを用いて自分で作った作品を、端末で写真を撮って送信するといった形式のものがあります。
とくに「ミッションハンター」は、与えられたミッションを解く問題なのですが、部屋の中をウロウロして発見したものを撮影して送る、というようなシチュエーションが発生します。
こうした作業を子供がする場合、重さが重いとカメラを上手に支えにくく、写真を撮りづらいといったことがあげられます。
こうしたことから写真撮影には軽い端末が適していると考えられます。
我が家で使用中のAmazon Fire HD 10(第7世代)の感想

我が家は小3の兄と年中の娘の2人分を契約しています。
端末はAmazon Fire HD 10(第7世代)(メモリ2GB)を使用しており、2人で共有しています。
FireタブレットはAndroid端末ですが、Gogle Playストアに対応しておらず、アプリはAmazon独自のアプリストアからダウンロードする必要があります。
ワンダーボックスは、Amazonアプリストアからダウンロードできますので、この点は問題ありませんよ。
画面の大きさは、約22cm×約14cmで、A5サイズより少し大きいくらいでしょうか。
絵を書いたり、ゲームを解くことに関しては不満はありません!
解像度が224ppiとスマートフォンほど精細ではないのですが、細かい文字を読むようなものはありませんし、この点に関しても不便はありません。
Amazon Fire HD 10(第7世代)の不満な部分
次に不満な点について解説してまいりましょう。
ワンダーボックスのゲームの遊び方を教えてくれるチュートリアル画面が時々スローになることがあります。メモリを多く使ってしまうところがあるのかもしれません。
これについては、子供たちと「遅いねえ、声が低くなってるねえ」などと笑いながら見ていて、ゲームの実施には本質的な問題はないのでこのまま使用しています。
以前は、「ミッションハンター」においても、ゲームがスローになってしまうことがあったのですが、こちらはゲームそのものがリニューアルされたことで、改善されました!

もう一つ気になることは、写真撮影です。
アプリの中にある、「ハテニャンのパズルノート」や「ミッション・ハンター」といった端末で写真を撮って、ワンダーボックスの運営会社であるワンダーラボの本部に送信するようなゲームがあるのですが、そうしたゲームにおいて端末のカメラを使って撮影すると、子供が扱うには少々重い、そして画像が暗いのです。
こうして本部に送る写真は、本部の方で「面白い」と判断していただいたものは、ワンダーボックスのアプリ内で掲載されたり、表彰されたりすることがあります。
ですので、なるべくよい画像で送信したいところなのです。
重さに関しては、支えるのを支援してあげれば特に問題ありません。
一方、画像の明るさに関してはその場で明るさを補正して送ることができればよいのですが、そうできないゲームもあります。
我が家の場合は、なるべく明るいところで撮影したり、あまりにも画像が暗い場合はスマートフォン(iPhone SE)で行ったりすることもあります。
そうした部分を煩わしく感じられる方は、Fireタブレットは向かないかもしれません。
結論としてはAmazon Fireタブレットで満足
結論として、多少不満はあるものの、2点の理由から私はAmazon Fire HD10に満足しています。
子どもたちが、さほど煩わしさを感じていないというのが1点、そしてAmazon Fire タブレットの強みである価格が安いという点です。
恥ずかしながら、興奮すると少々乱暴な物の扱い方になってしまったり、不注意になることも多い我が子達。彼らにあまり高い電子機器を渡すのは…という抵抗がありました。
そうした中で、Amazon Fireタブレットは1万円台で購入することができます。
そしてワンダーボックスの公式で推奨されている端末でもあります。
我が家ではAmazon Primeに加入しているという事情もあるのですが、この価格でビデオも見れて、ワンダーボックスもできて、必要十分な機能を持っているというのは私にとっては非常にありがたい限りです。
おすすめタブレット端末は?
私のオススメ【Amazon Fire HD 8 Plus】大きさと重さのバランスよし
さて、ここまで端末の推奨スペック、選び方、我が家で使用している端末についてご紹介して参りました。
現状、Amazon Fire HD 10の不満点の改善も含めて、これからもし端末を選ばれるのであれば、以下のポイントを検討事項に入れてみてください。
新規に端末を購入する場合、動作環境が保障されていることは安心につながります。まずはこの点についてはクリアしておきたいポイントです。
一方、推奨のメモリサイズは2GB以上とされていますが、メモリが2GBのFire HD 10を使っている私の感想としてはおおむね満足なものの、3GBあれば、今感じているもっさり感が解消されると思っています。ですので、これから購入される方には、メモリが3GB搭載されているものをオススメしたいです。
次に大きさと重さについてです。
大きさだけを考えると10インチあると描きやすいのですが、我が家の年中の下の子は、重さが500gある10インチのタブレットですとカメラ撮影時はやりにくそうにしています。
大きさと重さのバランスを考えると、子供、特に幼児には8インチタブレットがちょうどよいのではと思います。
8インチタブレットの大きさは、概ねA5サイズよりひとまわり小さいサイズです。大人の手で片手で持つことができ、重さはだいたい300g~350gくらいになり、取り回しがよいのが特徴です。
あとは、子供が使うということで、コストがかかりすぎないという点も重要かと思います。
8インチタブレットで、メモリ3GB以上搭載している3機種を比較してみました。
iPad mini (64GB/Wifi) | HUAWEI MediaPad M5 lite 8 | Amazon Fire HD 8 Plus (32GB) | |
OS | iPad OS 12以上 | Android 9.0 | Fire OS 7 |
画面サイズ | 7.9インチ | 8インチ | 8インチ |
重さ | 300g | 310g | 355g |
価格(税込) | ¥50,380- | ¥20,000-前後(実売価格) | ¥11,980- |
搭載しているストレージの量や、ディスプレイの解像度などを考えると、各種スペックが異なるのですが、価格ではFireタブレットが他を圧倒しています。
また、時々実施されるAmazonセールで購入すると、よりリーズナブルに購入することもできます。
これらを踏まえて、「子供がワンダーボックスを利用する」という点のみに着目すれば、今現在、私がオススメするタブレット端末はAmazon Fire HD 8 Plusです。
以上の理由により、Fire HD 8 Plusをオススメします。
まだ端末をお持ちでない方は、検討してみてくださいね!
使用のサポートができるなら… 10インチの選択もあり!
上記は、お子さんが1人で使いやすい点を踏まえてオススメしました。
「親もサポートできるし、子供も成長するし10インチのほうが使いやすいんじゃない?」
というご意見もあると思います。
10インチでメモリ3GBの売れ筋を見てみましょう。いずれもストレージは32GB・Wifiモデルです。
Amazon Fireタブレットは10インチにはメモリ2GBしかありませんので、こちらには載せていません。
iPad mini (64GB/Wifi) | HUAWEI MediaPad T5 | Lenovo Yoga Smart Tab ZA3V0031JP | |
OS | iPad OS 12以上 | Android 8.0 | Android 9.0 |
画面サイズ | 10.2インチ | 10.1インチ | 10.1インチ |
重さ | 490g | 465g | 580g |
価格(税込) | ¥38,280- | ¥20,000-前後(実売価格) | ¥25,000-前後(実売価格) |
MediaPad T5は、メモリ3GBで画面の大きさの割にはリーズナブルですね。
中古端末の検討
Apple端末や、Android端末を是非にという方への選択肢としては、中古端末の購入もご検討にいれてはいかがでしょうか?
例えば、中古でタブレットが購入できるサイトとして「ダイワンテレコム 」をご紹介します。
iPhoneが展開された2006年から宅配買取・ネット販売をされており、2013年からはiPhone修理店のグループ展開もされています。
タブレットはiPadの品揃えが豊富で、中古品は購入後21日以内の初期不良は無料交換してもらえます(在庫がない場合は返金)。
気になる価格ですが、一例として、
2015年発売「iPad mini4 64GB Wi-Fi(A1538)(ゴールド) ver14.2」 Aランク(使用傷がほとんどないもの)は28,800円でした。
(※確認時の価格ですので在庫切れ、価格変更の可能性があります)
中古品ということもあり、「経年劣化はある程度許容できる」、「価格を抑えたい」という方は、選択肢の一つとして検討の価値はあると思います!
まとめ ワンダーボックスの端末にはFire HD 8 Plusがコスパよし!
ワンダーボックスが使用する端末のスペックと動作におけるその他の注意事項について、まとめますと下記のようになります。
推奨スペックは以下の通りです。
【iPad/iPhone端末】
[OS] iOS 11.0以上 [メモリ/RAM] 2GB以上
【Android端末】
[OS] Android 5.0以上 [メモリ/RAM] 2GB以上
【Amazon端末】
[メモリ/RAM] 2GB以上
その他、動作環境についての注意事項です。
なお、私の個人的な意見として、タブレット端末はAmazon Fire HD 8 Plusをオススメします。
ここまで端末について解説してまいりました。
より確実なのは動作確認をしていただくことです!
ワンダーボックスでは無料資料請求をするとお試しアプリをダウンロードできますよ!
検討してみてくださいね。

以上、ワンダーボックスの端末の推奨スペックとその他の動作環境についてでした。