ワンダーボックスは、次世代の学びとして注目されている『STEAM教育』を意識した、全く新しい通信教材です!
学びの土台となる 「意欲」と「思考力」を伸ばすことを目的にし、「アプリ」と「キット」を使い、デジタルとモノを融合した教材となっています。
そのワンダーボックスのアプリに含まれる『ガラクタビルダーズ』は、ペットボトルなどの身近な素材(ガラクタ)を使って、作品を作るゲームです。
発想力・創造性・観察力を刺激する効果が期待されます。
果たしてどのようなゲームなのでしょうか?
本記事では、実際にワンダーボックスを楽しんでいる経験をもとに『ガラクタビルダーズ』について、効果や気に入っているポイント、遊ぶ際に気をつけたい部分について解説して参ります!
(※こちらの記事で解説する「効果や伸びる力」は、筆者の個人的な見解であり、効果を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください)
▶ワンダーボックスとは? 概要・対象年齢・スケジュールなどの基本情報解説
▶STEAM教育とは何か? 背景・目指す人材像などの解説
ワンダーボックス『ガラクタビルダーズ』とは?

ワンダーボックスの『ガラクタビルダーズ』は、アプリ上でガラクタを使って創作を楽しむゲームです。2021年8月に6歳以上の子供向けにリリースされました。
作って終わりではなく、それを使ってレースを楽しんだり、友達の作品と合体させたり、より創造性を広げる楽しみ方も提供してくれています。
8月号を例に説明していきましょう。
まずは「クリエイトガレージ」で、お題に沿った作品(ガラクリンと呼ばれます)を作ります。
今回は「4本足をもつガラクリン」でした。
ガラクリンを作るのに使える素材は、以下のような、ご家庭の身近にあるものが準備されていました。
胴体:ペットボトル、牛乳パック、ティッシュ箱、お菓子箱、卵パック
首:トイレットペーパー芯、割り箸、クラッカー、定規、クリップ
頭:スポンジ、紙皿、ブラシ、紙コップ、靴
足:三角定規、スプーン、菓子箱、はけ、ティッシュ箱
耳:ダブルクリップ、洗濯バサミ、フォーク、まる、風車
背中:コーヒーフレッシュ、バラン、ねんど、ガム?、風船
しっぽ:筆、虫眼鏡、リボン、モール、松ぼっくり
着色することもできます。
作ると、「ちから、おもさ、はやさ、たいりょく、きようさ」の5種のパラメータが発表されます。
自分のキャラ感が出てきてワクワクしますね!
今回、我が家の上の子が作ったガラクリンはこれでした。

重さは軽いですが、その分体力や力がないと判断されています。
胴体に卵パックを使ったからかもしれませんね。
こうして作ったガラクリンは、仲間として5体までコレクションすることができます。
仲間にするとレースや、合体させることができますよ。
では「レースアイランド」でレースへ挑戦してみましょう!
ここでは、他のガラクリンと速さを競うことができます!

勝つとバッジがゲットできますよ!
他にもお友達のガラクリンとフュージョン(合体)することもできます。

合体すると見た目やパラメータはどうなるのだろう?
と別の楽しみもあります。
合体したガラクリンを新たに仲間としてコレクションすることもできますよ。
以上が「ガラクタビルダーズ」の概要です。
特徴1:仮説→検証のサイクルで発想・想像力を育む
「ガラクタビルダーズ」の特徴として、仮説→検証のサイクルをやりやすいというのがあります。
なんとなくのイメージで作ってみて、いざレースに挑んだら負けてしまった……。
悔しい!
では、「足をかえてみたらどうだろう?」「頭がおもすぎたのかな?」など考えながら色々試すことになります。
これを現実世界でやろうとすると、やってみるまでに手間が増えますよね。
デジタルだからこそ簡単に試すことができ、「仮説→検証」という流れに自然とハマり、より探求していくことができます。
また、「より格好いいものを作ろう」「こうしたら面白いかな?」と自由な表現ができるものでもありますね。
特徴2:現実への「創作」につながる
ガラクリンは、ペットボトルや割り箸、おかしの空き箱など、身近にあって子供が使いやすい素材で構成されます。
うちにある素材を元に実際に作ってみようと思い立ったとき、ガラクタビルダーズで完成イメージを先に作っておくことができます。
色もワンタッチで変えられるので、あらかじめ手を動かす前に完成イメージを固めることもできそうですね。
工作好きな子ならもちろん、工作が少し苦手な子も「やってみようかな」という好奇心が刺激されることにもなると思います。
まとめ 『ガラクタビルダーズ』で「発想力」「創造性」を育もう!
「ガラクタビルダーズ」は、デジタル世界で身近な素材を使って創作を楽しむことで、自由な発想や、創造を経験できるゲームでした。
ワンダーボックスの公式見解では「レースはおまけ要素」ということなのですが、私はレースがあるからこそ、「もっと速く!」という改善につながっていくと思っています。
人の行動の原動力は、いかに心が動いたかにあると思うのですよね。
レースやフュージョンで、「悔しい」「面白い、もっと!」という感情が刺激となり、新たな創造へつながっていくものだと思います。
そうした経験を、デジタルで簡単にでき、現実世界での工作にもつながる教材だと感じました。
ご興味がある方は、ワンダーボックス公式サイトからお試しを試してみてくださいね。
以上、ワンダーボックスのアプリ、「ガラクタビルダーズ」の解説でした!