- 教科書にそってない算数検定を受ける意味とは?
- 算数検定をうけるメリットって?
そんな疑問にお答えします!
算数検定とは、公益財団法人 日本数学検定協会が主催する「実用数学技能検定(数学・算数検定)」のことです。
算数・数学の実用的な技能をはかり、論理構成力をみる検定です。
小学生をターゲットとしている6~11級が【算数検定】とよばれます。
そんな算数検定について、本記事では以下について解説!
わがやも、算数学習のやる気をひきだすため、2022年9月24日の算数検定に申しこみました!
兄妹ともに合格!
算数に苦手意識が兄はみるみるやる気が湧き、難しいとされる分数に積極的に取りくむ姿勢が見られています!
そんなわがやの学習方法も解説していますので、参考にしてくださいね!
算数検定を受ける4つのメリット
算数検定を受けるメリットは以下の4つです。
1つずつ詳しく解説していきましょう。
メリット1:公立小学校レベルの算数の総合力がわかる!
算数検定を受検すると公立小学校レベルの算数の総合力がわかります!
その秘密は、難易度がちょうどイイから!
算数検定は、
- 計算問題:1問
- 文章題:7問
- 検定特有問題:1問
で構成されています。
まず、文章題が多いのがよいですね。
また、検定特有問題は、具体的な例からルールをみつけるような問題で
- 本質をとらえる
- 試行錯誤する
力が求められます!
そのため、教科書の内容がわかっていれば合格点である7割はとれますが、簡単に満点はとらせてくれないほどよいレベルなんです!
学校レベルと応用レベル、総合力が1度で分かるのが算数検定のメリットです!
メリット2:算数を勉強する【やる気】が得られる
【算数検定を受検する】という目標が、学習のモチベーションになります!
学校の授業では算数がわからなくても、流れるように前に進んでいきますよね。
ですので「わかりたい」という気持ちが育ちにくいです。
ここに「検定を受ける」目標ができれば、合格するために「理解しよう」という気持ちが芽ばえます!
わがやはこの効果をねらって受検することにしました!
このように検定を目標にすることで、算数を学習するモチベーションにつながります!
メリット3:算数の各単元の理解度が詳しくわかる
算数検定を受けることで、お子さん自身の算数の実力が手にとるようにわかります。
検定を受けると、後日【個別成績表】が通知!
この【個別成績表】は単元ごとに細かく説明されていて、弱点がわかりやすい!
それもそのはず
- 小問ごとの正誤と正答率
- 学年範囲の正答率
- 弱点の評価
- (裏面)誤った問題の解説やチャレンジ問題
が詳しく書かれています。
たとえ、合格とならなくとも、どこを復習すればいいか一目瞭然!
こうして細かく自分の実力が分かることで、結果を今後の学習に有効活用できますね!
メリット4:合格で自信をつける
算数検定に合格すれば、自信につながります。
自分が勉強したことが、合格という結果として目に見えるからです。
合格すると、このような【合格証】が送られてきます。
こうして
- 日々の努力が合格につながった!
- 学習には意味があるんだ!
- 算数が理解できている!
と自信につながります!
算数検定を受けるときの注意
算数検定を受検する際、注意したいポイントが3つあります。
- 受験級の選び方
- なるべく早く予約
- 優遇措置は3級以上がほとんど
詳しく解説してまいります。
受検級の選び方
1つ目は「受験級の選び方」です。
算数検定の受検をお子さんの「自信」につなげるには、受験級をお子さんの実力にあったものにし「合格できる」ものにするのがベストです!
初めて受検するときは、
お子さんの学年相当の級の過去問を解いてから決める
のがオススメです。
算数検定の公式サイトでは各級ごとに1回分の過去問が公開されています。
これを受けてみてお子さんの今の理解度をはかりましょう!
一方で、お子さん自身が受検級を決める場合もあると思います。
もし私ならお子さん自身の意思を尊重します!
「やらない後悔よりもやって後悔」の方が、お子さんの納得感が得られると思うからです。
わがやは、夏休みに過去問にチャレンジ!
当時小5の息子には小5単元はまだ難しそう、一方で当時小1娘は小1相当は理解していそうでしたので
- 小5息子:8級
- 小1娘 :11級
としました。
お子さんの様子をみて「お子さんにあった受検級」を選択しましょう。
受検はなるべく早く予約 満席になることも!
算数検定の受検予約は、予約開始されたらなるべく早めに申し込みましょう。
希望の会場が満席になり遠くの会場に行かねばならないとことがあるからです。
実は、わがやが最も近い会場はすでに満席になっており、遠い会場にしか申込みできませんでした。
検定予定日は公式サイトの以下に載っています。
検定日が決まったら受付日を確認して早めに申し込みましょう。
優遇措置は3級以上がほとんど
「検定に合格すると優遇がある」と公式サイトにも書いてありますが、この措置を受けられるケースは、ほとんどが3級(中3相当)以上の取得の場合です。
ですので算数検定の場合(6~11級)は、そうした措置は2022年8月現在でありません。
なお、入試優遇措置が受けられる学校の情報は公式サイトの以下にのっています。
ですので、中学受験などで優遇措置を考えている方は、上の級を目指していきましょう!
算数検定 合格までのステップ
算数検定の合格ラインは7割正答です。
問題は下のような構成になっています。
- 計算問題:1問
- 文章題:7問
- 検定特有問題:1問
計算問題・文章題は、その学年相当の単元から出題されるので理解していれば合格できるラインにあります。
学習用に公式本が4つでていますので、そちらで合格を目指しましょう!
公式問題集 4つ
算数検定用の参考書には以下があります。
学習のフローは下記です。
1.要点整理 or 親子ではじめよう で出題範囲の理解度をチェック
「要点整理」、「親子ではじめよう」のいずれかを、一通りすべて解きます。
あやまりのある部分はそのまま弱点なので、復習を十分にして、この問題集が全正答できるまでもっていき基礎を完璧にしましょう!
2.過去問をといて出題形式に慣れる
基礎が固まったら、過去問題集を解きます。
こちらは算数の力をつけるというよりも「解答形式」に慣れる目的で使用します。
もちろん、誤ったところは再度見直してやり直しましょう。
もし文章題のよみとりが弱点だと感じたら、実用数学技能検定 文章題練習帳・入門帳を取り入れるのもよいでしょう。
わがやが実践している方法
わがやは算数検定を受検するにあたり、「親子ではじめる算数検定」+「過去問題集」で学習しました。
わがやが使ったおすすめ問題集と、1ヶ月半学習は以下の記事でご紹介しています!
より高みを目指すなら!
中学受験のために、【高い級を目標に設定し小学校算数の先取りを目指す方】にはRISU算数で学習するのがオススメです。
というのも、RISU算数では算数検定を受講する方に嬉しい「算数検定マスター判定」があるから!
算数検定マスター判定は「算数検定の実力レベルをメールでお知らせ」してくれる機能です。
また、学年より高い級で合格すると、なんと受検費用を全額補助!
算数検定マスター判定で合格に達するレベルであるお墨付きをいただけるので、余裕をもって検定に望めますね!
RISU算数は、先取り/遡りが自由な無学年式の算数に特化したタブレット教材です。
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まとめ:算数検定はメリットあり!
おさらいしましょう!
算数検定には以上の4つのメリットがあります。
私が一番大きいと思うメリットは「算数を勉強する【やる気】がえられる」こと!
というのも、子どもたちをみていると、意外と「わからない」ことに執着していないんですよね。
本来、勉強とは「新しいことを理解する」ためにすること。
なのに、わからないままでいいなんて、もったいないと思いませんか?
勉強するなら「理解するまで」やってほしい!
そこに「検定合格」という目標があると、「わかりたい」という思いが生まれ、こどもたちに変化も感じています!
算数検定の学習書や教材は以下がありました。
これらは数学検定協会公認の参考書や問題集です。
私はこれらを存分に活用して、子どもたちを算数検定に合格させてあげたいです!
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以上、「小学生が算数検定を受けるメリット!」でした!