こどもが算数検定の受検を検討してるんだけど、勉強方法ってどうすればいいんだろう?
そんな疑問にお答えします!
わがやのこどもたちが、2022年第395回算数検定を受検しました!
本記事では、算数検定にまつわる以下について解説!
初めての受検には不安がつきもの。
実際に検定に向けて勉強したからこそわかるポイントや、当日までに気をつけたいポイントについても解説!
しっかり準備をすれば、自信をもって検定に望めますよ!
なお、本記事に書いてた勉強法で検定に合格!
本人たちの励みになるように、壁に貼りました。
▼算数検定を受けるメリットについてはこちらの記事で解説してます!
それでは方法を解説して参ります。
おすすめ問題集
算数検定は難易度は基礎レベルですが、範囲は1年分と広く、網羅的に単元を理解する必要があります。
そのため、公式の問題集を使うのが、もっとも効率よく有効な学習ができます。
わがやが使用した問題集は下記です。
「親子ではじめよう 算数検定」は、検定の出題範囲を網羅している問題集で、「実用技能数学検定® 過去問題集」は過去6回分の過去問題が掲載されています。
娘は11級、息子は8級を受検しましたので、その級のものをそれぞれ使っています。
親子ではじめよう 算数検定
ボリューム | 140ページ(例題・解説つき) |
問題数 | 大問約80問 |
解答 | 解答(解説つき) |
他 | 検定特有問題あり ミニドリルつき |
この問題集は親子でとりくむことを想定された問題集で、わがやは私が管理する前提で、こちらの問題集を選定しました。
- 検定の範囲を網羅的にチェックする
- 弱点を見つける
のに適しています。
1単元ごと解説・例題が2ページ、練習問題が2ページあります。
1日1単元ずつおこなうと、3週間程度で終了可能です。
算数検定の特有問題につながる、パズル問題が途中に収録されており息抜きになるのもポイント!
難易度は基礎レベルですので、難しすぎて挫折することはないでしょう。
実用数学技能検定® 過去問題集
過去問 | 全6回 |
解答 | 解答用紙つき |
過去の検定問題が全6回分収録され、1日1回ずつおこなうと1週間で終了できます。
問題用紙の注意書きから、解答用紙の氏名/アンケート欄まで、すべてが検定とおなじ構成で作られているので準備に最適!
解答用紙を自宅のプリンタなどで印刷し、解答用紙に書き込む練習をできるのがいいです!
具体的な勉強方法とスケジュール
わがやが行った学習スケジュールがこちらです。
- 40日前公式問題集 1周目
1日 1~2単元ずつ実施
誤った問題は翌日やりなおし
- 25日前公式問題集 2周目
全問もう1度やる
- 2週前過去問題集 開始
1日1回 実施
- 1週前あやまった問題のみ再度
問題集・過去問含めて誤った問題を再度やりなおす
原則として、満点合格ではなく、合格(7割正答)することを目指しています。
検定問題集で弱点を探る
検定問題集を1冊やり込みます。
これをすることで、
- 網羅的な復習
- 弱点単元をみつける
効果があります。
やり方はシンプルで、解きながら【誤った問題にマーク】をつけ、【解説を読んで理解】します。
人間は学んだことを忘れるので、復習は「1日以内」「1週間後」「1ヶ月後」に行うのが効果的とされています。(カナダ ウォータールー大学の研究結果)
わがやでは、翌日新しい単元をとくときに、前日誤った問題を【ひとりで】やり直すようにしていました。
1周目が終わったら、2周めは正答した問題も含めて全て行います。
もし時間がない時は、2周めは誤った箇所だけをやるようにします。
過去問題集で検定方式に慣れる
検定問題集をすべてやりきったら、毎日1回ずつ過去問を解きます。
過去問を行うことで
- 検定への不安を軽減する
- 時間内に集中して取りくむ
- 起こしやすいミスを見つける
ことができます!
別紙に解答用紙を印刷し、氏名なども記入の上おこないます。
コンパスや分度器など、必要なものをあらかじめ机上に出しておくのを忘れずに。
時間を計測し、本番に近い状態にして行うことで検定への不安を取り除きましょう。
過去問をとく回を重ねると
- 同じような問題を間違える(計算など)
- 文章題のよみちがい(思い込み)をしてしまう
- 解答場所を間違える
- 単位をつけ忘れる
などの、自分なりの【うっかりポイント】が見つかることがあります。
例えば、解答箇所を間違える場合は「問題用紙にも答えをかき、余った時間で見直す習慣をつける」など対策していきましょう。
また、誤った問題は解説を読んだうえ、翌日やり直します。
時短で行うなら過去問題集を先にやる
もし検定まで学習の時間がとれないようでしたら、過去問題集を先にやるのがオススメ!
過去問1回分を解き、誤った部分をチェック。
誤った単元のところのみ、問題集を行い、正答するまで解き直します。
翌日、別の過去問を解きます。
検定受検にあたって気をつけたいポイント
実際に検定を受けてみて、気をつけたいポイントがいくつかありました。
- 受験証に証明写真が必要!
- 当日の持ち物をチェック!
- 終了までの待ち時間対策!
くわしく解説します!
受験証に証明写真が必要!
検定1週間ほど前に受験証が「はがき」で届きます。
受験証に、証明写真の貼り付けが必要ですので忘れずに!
わがやはスマートフォンの証明写真アプリで撮影し、自宅のプリンタで印刷しました!
当日の持ち物をチェック!
検定当日は筆記用具以外に持ち物があります。
11~9級:定規
8~6級:定規/コンパス/分度器
8~6級は、作図の問題や、角度を測る問題がでることがあります。
分度器/コンパスが1セットのみで学校においてある場合は、持って帰ってくるのを忘れずにしましょう。
待ち時間対策!
算数検定は、問題が早く解き終わっても検定時間中に途中退出ができません。
特に低学年の場合、「話をせず」「周りに迷惑をかけず」長時間まっていられるかは、検定を受ける上で重要なポイントだと思います。
過去問題集をした際に、お子さんが解くために必要な時間がわかるので、残り時間はみなおしをしたり、静かにまっているように伝えておきましょう。
まとめ:問題集と過去問でバッチリ!
算数検定の勉強についておさらいしましょう!
- 40日前公式問題集 1周目
1日 1~2単元ずつ実施
誤った問題は翌日やりなおし
- 25日前公式問題集 2周目
全問もう1度やる
- 2週前過去問題集 開始
1日1回 実施
- 1週前あやまった問題のみ再度
問題集・過去問含めて誤った問題を再度やりなおす
まちがえた問題は「翌日復習」で定着につながります。
わがやで使った問題集は下記です。
算数検定は、基礎力を測るのにうってつけの問題です。
難問や意地悪な問題がなく、7割正答で合格できるので、
努力が結果に結びつく経験がしやすい
のが良いところ!
また、算数検定の学習をとおして、
まだ結果はわからないのですが、そうした「成功体験」も学習のモチベーションになるはずです。
- 網羅的に復習できる
- 苦手な単元がわかる
- 自分の誤りやすいポイントが見えてくる
などの効果もあります。
ご紹介してきた学習を通して、不安を取りのぞいて検定にチャレンジしてください!
以上、算数検定のおすすめ問題集と勉強法でした!
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