子どもが石をよく拾ってくる!
そんな子の興味を広げる本が知りたい!
そんな疑問にお答えします!
こどもって石好きですよね!
息子は紅茶缶に石を蒐集してましたし、娘も川原の石をコレクションしています!
本記事では「石好きのお子さんの興味に寄り添う本」をご紹介! (リンククリックで紹介文へ飛びます)
わが家も、こうした本に世界を広げてもらい、外にでて石を見つけたり、拾ったり!
石って地球がつくりだした奇跡なんだなーって感じられるようになりました!
そんな世界が広がった本たちを紹介します!
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石の世界を感じる本 3選
まずは、石の世界を感じる3冊をご紹介!
- 石はなにからできている?
- 石ころ地球のかけら
- 石は元素の案内人
石はなにからできている?
西村寿雄 文 / 武田晋一 写真 / ボコヤマクリタ 構成
岩崎書店(2018/09/30)
月の石を見たことがありますか?月には灰色の石しかありません。
でも、地球にはいろいろな石があります。
ひろいあつめた石をさわってみましょう。ざらざら、すべすべ、石によって手ざわりがちがいます。
なぜでしょう。石は何からできているのでしょう?石をてざわりや色合いでわけ、何からできているか、なぜ地球にはいろいろな石があるのかを考えます。
引用:岩崎書店 書籍紹介より
私が出会った石の本の中では、もっとも低年齢向けの本です。
手ざわり、模様の美しさ、色など、観察するおもしろさに気づかせてくれます。
宇宙にはない多様な石がなぜ地球にあるのか、石の世界の入口へいざない、ぐっと興味を広げてくれます!
石ころ 地球のかけら
桂 雄三 文 / 平野 恵理子 絵
福音館書店(2018/6/10)
石ころたちの、地球をめぐる旅
浜辺に行くと、たくさんの石を見かけます。まるい石、かくばった石、ざらざらした石、すべすべした石。それらは、元からそこにあったのでしょうか。いいえ、そうではありません。昔は、川にありました。さらに昔は、山の一部でした。さらにさらに昔には、海の底にあったのです。石ころは気が遠くなるような年月をかけて、地球を移動しています。その壮大な旅のようすを描いた作品です。
引用:福音館書店 書籍紹介より
石はどこからきて、どこへ行くのか?
石の行く末をたどることで、地球の成り立ちや構造がわかります。
自分がどこから来たのか話す石たちが、知識の世界へいざなってくれます!
石は元素の案内人
田中 陵二 文・写真
福音館書店(2024/1/10)
原子1粒のすがた、みたことある?
鉱物で描く元素のものがたり。結晶を愛する著者が、元素の姿を求め、岩塩の結晶をハンマーで極小まで割り、庭で鉱石を熱す。するとみえてくる、元素・原子の世界。この世はぜんぶ原子でできていて、それは90種類ってほんと?石といっしょに考えよう。美しく、ちょっとかわった元素の本です。有機化学者でもある著者の実験魂あふれる一冊。石ころと元素の世界のたしかな結びつきを、子どもたちに届けます。
世界をつくる元素について、身近な石から考えていく本です。
少しずつミクロな世界に迫っていき顕微鏡の世界へ。
世界の成り立ちに迫っていく科学的な探究プロセスも感じられます。
著者ご自身が撮影された鉱物や結晶の美しい写真を眺めるだけでもワクワクできる素敵な本です!
同じ著者の本で、石から色を探っていくこちらの本もおすすめです!
石を探しに行きたくなる本 2選
つぎは、外にでて「やってみたい」と感じる2冊をご紹介!
- こどもが探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
- こどもが探せる身近な場所のきれいな石材図鑑
こどもが探せる 川原や海辺のきれいな石の図鑑
柴山 元彦 著 / 井上 ミノル 著
創元社(2018/08/08)
自分だけの宝石を自分で見つけよう!
引用:創元社 書籍紹介より
ルビー、サファイア、ガーネット……。あこがれの鉱物や宝石は、じつはみぢかな川原や海辺でかんたんに見つけられるのです!
この本を読むと、川原や海辺にいって実際に石探しをやってみたくなります!
わが家も、糸魚川の親不知海岸でヒスイ探しにチャレンジしましたよ(採れませんでした)。
実際に探せる場所の例も掲載されているので、お近くの方は本書を持ってぜひフィールドへ!
こどもが探せる身近な場所のきれいな石材図鑑
柴山 元彦 著 / 井上 ミノル 著
創元社(2022/07/11)
水辺でなくても、きれいな石はごく身近に、身の回りのいたるところに存在するのです。
引用:創元社 書籍紹介より
本書は、 建築物や日用品など、気がつかないほど身近なあらゆる場所に使われている「石材」に着目。石材がいかに私たちの生活を支えてきたか、日本全国・世界各地から届いた石材がどのようにして私たちの暮らしの中にとけこんでいるかを、マンガと図版たっぷりの解説を通して紹介します。
こちらは街で使われている石材に注目!
石は地球がつくった芸術だと感じられるようになります。
石材加工場への潜入マンガで、加工の過程をくわしく知れるのもおもしろい!
まちなかで使われているタイルや柱から、地球のことを感じられるようになります!
ビルの石から「太古の海」と「地球深部の奇跡」を感じられるツアーに参加した記事はこちら!
大人向けですが、さらに深堀りしたい方にはこちらの本もおすすめです!
本書にでてくる関ヶ原石材のオンライン石材ショールームはこちら!
石の特徴をつかみルーツを知る本 2選
石の特徴をしり、でき方を知りたくなったらよみたい2冊はこちら!
- 小学館NEO 岩石・鉱物・化石
- 石ころ博士入門
小学館NEO 岩石・鉱物・化石
石ころから隕石まで約150種類紹介<岩石>
引用:小学館 書籍紹介より
掲載約300種類!カバー裏は宝石ポスター<鉱物>
約200種類をグループ別に分類<化石>
いわずとしれた小学館の図鑑NEOです!
岩石・鉱物・化石について、幅ひろくつかむのに最適!
世界の様々な場所や隕石もふくまれ、写真が豊富で眺めるだけでも楽しいです。
付属のDVDではドラえもんとのび太が登場!
石のでき方や、どこから石を採ってくるのかなど映像付きでわかりやすく説明してくれます。
石ころ博士入門
高橋直樹・大木淳一/著
全国農村教育協会(2015年)
石ころは、そのままでは黙して語りませんが、きれいに洗ったり、ルーペや偏光顕微鏡で観察していくうち、徐々にその生い立ちを語り始めます。石ころの語る物語、それは壮大な地球のドラマです。さあ、あなたもルーペ片手に、石ころをめぐる冒険の旅に出かけませんか。
引用:全国農村教育協会 書籍紹介より
入門書とは思えない充実ぶりの岩石に特化した本です。
写真にこまかく特徴をコメントしてあり、自分の石と見た目を見比べるのにこれほどためになる本はないと感じます。
石ころ鑑定のシミュレーションや、採集する時の服装や準備なども、とても詳しいです。
博物館の情報や、石ころ好きな少年がどんな職業についているかなど、石ころ博士になりたい方には必見の本です!
石沼の世界にハマろう!
あらためて、本記事で紹介した本はこちらです!
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本を読んだら、もっと石の世界を感じてみてください。
石は地球がつくった芸術品!
その美しさを探求する楽しみを知っていることは、すごく豊かなことだと思います!
石沼へもっとハマってくださいね!
以上、石への興味を広げる本特集でした!