技術と「つくる」ことのお祭りこと、Maker Faire® Tokyo 2023へ行ってきました!
2022年にも家族で訪れて、今回で2度め。
メイカーさんたちの、アイデアと実際につくるスキルの高さの素晴らしさを体感!
お祭りの様子を、簡単にレポしていきます!
Maker Faire®ってなに?
Maker Faire®は、造り手たち(メイカー)の祭典です!
自分が作ったものを披露しあい、ものづくりを通じて学んだことを共有しあう場です。
どんな作品が出展されているかといいますと、たとえば
- 100円ショップの材料だけでつくったロボット
- 改造して音楽をかなでる機械
- 木や布で作った人形
- 木で作ったギア工芸
- 自分専用プラネタリウム
など、アイデアがおもしろくて個性的!
出展者はスポンサー企業・個人事業主・企業・大学サークル・ファミリーなど実に多様です。
Maker Faireはものづくり魂を刺激してくる!
展示品のなかには、体験OKの作品も多数!
触らせていただいて、
「こんなことできるんだ! テクノロジーの進化が凄い!」
「どうやって作ったんだろう? 頭の中見せてほしい」
と、心がポジティブに刺激されます!
おもしろいなと思ったら、メイカーさんに直にお話が聞けるのもいいところ!
制作にかかった期間、どう設計しているのか?、推しポイントを聞けてコミュニケーションも楽しめます!
メイカーさんの熱のこもった素敵な作品たち!
出展者は250以上!
ぐるっと巡ってきて、子どもたちの心に残った作品たちを少しだけご紹介します!
マーブルランはいつだって子供の心を惹く
子どもたちには絶対はずせないマーブルラン。
marble machine polyhedronさんの作品に吸い寄せられてしまいます。
盛況で今年は動画が撮れなかったので、2022年の時の作品はご紹介!
ずっと見入ってしまいます。
お話を伺ったら、設計書はなく頭の中で動きを想像しながら作っていらっしゃるそう!
こんな真似できない領域の作品を身近にみれて感動しますっ!
YouTubeで作品が公開されていますよ。
電車好きにはたまらんプラレール
息子のお気に入りの東京大学のサークル「プラレーラーズ」!
プラレールを用いて、現実の鉄道システムを再現する活動をされてます。
通常のプラレールは制御機能はないので、2編成走らせたとき後ろの編成のスピードが早いと前の編成に追突します。
ですがエンジニアリングの賜物!
運転見合わせを回避する後続列車たち #MFTokyo2023 pic.twitter.com/U0hilIjyDp
— プラレーラーズ (@plarailers) October 15, 2023
この通りぶつからずに動けるんですね。
「おおぉー」って感嘆するところ!
電車好きの息子、しばらくこのブースから離れられませんでした。
琴の音ゲーに初挑戦!
こちらは琴の音ゲーム!
つづき
— なべこ (@runrun_pot) October 15, 2023
弦とタイミングが映像で投影される琴をひく息子。触るの初めてでこんな感じ。
楽器の練習をテクノロジーでサポートしてくれる。後ろにいた高校生たちは〇〇で作ってるんだねーと分析してて楽しそう!#MFTokyo2023 pic.twitter.com/gJwVl0ycOC
はじめて琴を触る娘も息子も、画面にあわせて弾けばよいので気軽にチャレンジできました!
「きらきら星」や「さくら」を演奏させてもらい、サポート技術に素直にありがたさを感じました!
100円ショップの素材で作るロボットたち!
こちらは100円ショップの素材で作るロボット(写真のみ)。

愛媛県の診療所の院長さんをされてるメイカーさんの手作り作品。
ゆっくりと歩くんです。
ゆっくり動くロボットは、動きをジッと見つめたくなってしまうのもポイント。
無生物が「歩く」のって奇妙な感じもして、気になってしまいます!
プロも出展! あの魔改造マシンも!
企業の出展もありました。
子どもたちが興奮したのは、よく見てるNHK「魔改造の夜」に出場したモンスターたち!
こちらは2022年のMaker Faire Tokyo、ペンギンちゃん大縄跳びをするリコーのPENTA-X。

実際に縄跳びの実演を見ました!
2023年は、IHIのブルーニャンパルス!

6mの落下にたえたロボットを抱っこさせて頂いたり、裏の機構を見せていただきました!
キッズ向け体験ブースもあり!
このように各ブースを見て回って、気になる作品を触らせて頂いたり、質問したりして楽しむお祭りです!
小さいお子さん連れでも大丈夫!
キッズ向けに「ものづくり体験」ができるワークショップもありました!
- ダンボールパレード
- ナーディー・ダービー(ミニチュアカーレース)
- ハンダづけ体験コーナー
- プログラミング体験
ナーディー・ダービーはその場でミニチュアカーをつくり、レースに参加するワークショップ。
未就学から小学校低学年までのお子さん連れのご家族で行列ができるほど!
わがやは並ぶのが不得意な人たちなので参加しませんでしたが、実際作れる体験もできるんですね!
さて、とても全部を紹介しきれないイベント。
気になった方はぜひ公式サイトを見てください!
次年度のMaker Faire® Tokyoは、2024年9月21日(土)‐22日(日)の開催予定です!
やってみたい、ものづくり!
ものづくり心を刺激されたら、やってみたいと思いますよね。
でも、やったことないと、いざ取り掛かるまでのハードルが高い!
現に私がそうで、やらない言い訳を考えてしまっています。
メイカーさんはご自身のSNSなどで、作り方を発信されてる方が多数!
先にご紹介した100円ショップの素材で作るロボット。
ありがたくもメイカーの安田さんが連載で解説してくださっています!
気になる作品があれば、こうして自分で作ってみるのができるのも楽しみです!
気軽にメイクを楽しむためのキット!こ
いやいや、ゼロから準備はちょっと…… という方には「エレキット」や「タミヤの工作」が親子で楽しめます!
わがやもお世話になってますよ!
例えば、エレキットの「フォロ」。
タミヤの工作の「モノレール」!
つぎは、はんだ付けで作るこれにチャレンジしたいなと思っています。
また、わが家の娘がサブスクしているワンダーボックス
は、毎月楽しめる工作がついてくるので、未就学から低学年のお子さんにおすすめ!
こちらはモーターでロボットを作る工作!

メーカー気分が味わえるキットでした!
キット教材の内容はこちらの記事で解説しています!
少し興味がわいてきたぞっという方は、ぜひ手を動かして親子でメイカーへの第一歩をふみだしてみましょう!
以上、Maker Faire Tokyoのレポでした!
2024年度は9月21-22日開催予定、お忘れなく!