江戸川区「魔法の文学館」に興味あるんだけど
どんなところかな?
そんな疑問にお答えします!
2024年7月に東京江戸川区の「魔法の文学館」こと、江戸川区角野栄子児童文学館に行ってまいりました!
「魔法の文学館」は児童文学に親しみ、メルヘンな空間で想像力を引き立たせられる場でした!
沢山の児童文学に囲まれて、素敵な本にも出会えました。
本記事では「魔法の文学館」をくわしくレポ!
- 魔法の文学館体験レポ!
- そもそも魔法の文学館とは?
- 入館料・営業日・アクセスなどの基本情報
について解説します!
読書がすきなお子さん、素敵な読書体験にひたりたい方にオススメの場所です!
行っても楽しめなかったら? と迷われている方の参考になれば嬉しいです!
「魔法の文学館」体験レポ!
早速、どんな体験をしたかレポートします!
今回は、私と小3娘と学校行事の振替休日を利用して伺いました!
「魔法の文学館」は事前予約制。
数日前にあらかじめ予約をすませて、入口で予約証をみせて入館料を支払います。
なお、空きがあれば当日入館もできます!
いちご色のコリコの町に驚く!
入館してすぐ、全面いちご色の空間に「わぁっ」と気分があがります!
「魔女の宅急便」コリコの町のイメージだそう!
時計台やかわいいおうちもあり、窓を開くとそこには角野栄子さんの作品に登場するキャラが!
いろんな仕掛けが楽しいです!
娘はわかってるのに、何度も開けて遊んでいました!
読書にちょっとつかれたときの気分転換にもなります!
黒猫シアターでのインタラクティブな体験
1Fにある黒猫シアターでは、魔女のキキが角野栄子さんの作品へ案内してくれます。
物語の登場人物とその場で言葉をかわしながら進むインタラクティブな体験ができますよ!
今回私達が見たのは「リンゴちゃん」!
娘はリンゴちゃんとスモールトークもして、楽しかったそう!
企画展で遊ぶ!
館内には、ここじんまりしたイベントスペースで企画展も開催されていました!
私達が見たのは「びっくりレストラン」展。
「ごちそうびっくり箱」のジオラマ展示や、アッチのピザパイ助けてよからピザを作る体験展示も!
ピザ模型に木製の様々なトッピングを施して顔をつくる遊びを、何度もして楽しみました!
おうちでもできるので、遊びたいと思っているところです!
じっくり本を読む
1Fは角野栄子さんの作品がずらりっ!
中央にはサークル形のカーペットエリア!
小さいピンクのおうちの中には、小さいソファがあり秘密基地のようにじっくりと本を楽しめます。
一方の、2Fのライブラリーは、大きな窓があって明るい雰囲気!
おうち形の本棚に、文学だけではなく図鑑やノンフィクションもたくさん並んでいます!
娘も私もそれぞれ本を選んでライブラリのソファや椅子に座ってゆっくり本を楽しみました。
かわいいお土産に目移り!
およそ3時間滞在して、出口のギフトショップへ!
おばけのアッチ、リンゴちゃんのぬいぐるみ、ノートや缶バッチなど、かわいいグッズが沢山!
可愛いイチゴ色のグッズも売っていて、私達はミニトートバッグを購入!
公園に水筒やお菓子を詰めてもっていったり、送迎時の貴重品入れとしても使えそう!
娘と共用で使っていきます!
こんな人にオススメしたい!
実際に体験してみてオススメしたいのは、こちらの方々です!
- 読書が好きなお子さん
- まだ読書の楽しさを知らずきっかけを作りたいお子さん
- 児童文学が好きな方
とくに、まだ読書の楽しさを知らないお子さんにもオススメです。
それは「ランダムに本が配置されている」「短い本が沢山」「メルヘンな空間が楽しい気分にさせてくれる」から。
分類分けされていないので、同じ棚から1冊ずつ手にとっても多様な本が読めます。
また、1冊1冊薄い本が沢山あるので、ぱっと読み切れるのもよいところ!
いちご色の空間がちょっと楽しい気分にさせてくれますから、読書体験が楽しいものになる可能性があります。
「魔法の文学館」とは?
あらためて「魔法の文学館」こと江戸川区角野栄子児童文学館は、メルヘンな空間で児童書に思いっきり親しめる施設です!
8,000冊の本が読める!
蔵書数はおよそ1万冊! そのうちライブラリーには8000冊があるそう。
この中から好きな本を自分で選び、椅子やソファに座って、天気がよければテラスでもじっくり読むことができます。
なお、図書館ではないので借りて館外に持ち出すことはできません。
館長:角野栄子さんについて
角野栄子さんといえば、いわずとしれた児童文学作家。
2018年に国際アンデルセン賞を受賞されています。
本は見えない不思議な力を持っています。読む人の心に寄り添い、一生涯励まし続ける、魔法の力です。
引用元:魔法の文学館ブローシャ
この文学館を訪れたみなさんが、自分だけの魔法を見つけて、家に持って帰ってくれたら、こんなにうれしいことはありません。
館長の角野栄子さんが施設に込めた思いは「美術展ナビ」さんのインタビュー記事でより詳しく読めます。
代表作は、やはりジブリ映画にもなった「魔女の宅急便」。
私も原作を読み、わずか13才でひとりだちせねばならないキキに心を寄せ、新しい街での暮らしを同じようにドキドキしていたのを思い出します。
館内には「栄子さんのアトリエ」も!
撮影禁止のためお見せできないのですが、こんな空間で素敵な作品が生まれてるんだなってウキウキしました。
魔法の文学館 基本情報
入館料・営業時間
入館料 | 一般(15才以上):700円 こども(4才~中学生):300円 江戸川区在住・在勤・在学者割引あり |
営業時間 | 9:30~17:30 (最終入館16:30) |
休館日 | 火曜日、年末年始(12/29~1/3) |
月曜日開館は振替休日に訪れられるので、とっても助かります!
アクセス・最寄り駅
所在地 | 東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内 |
電話番号 | 03-6661-3911 |
■東京メトロ東西線「葛西駅」から
都営バス[葛西21]にて約10分
「魔法の文学館入口」下車、徒歩5分
都営バス[葛西24]にて約10分
「なぎさニュータウン」下車、徒歩5分
■JR京葉線「葛西臨海公園駅」から
都営バス[葛西21]にて約10分
「魔法の文学館入口」下車、徒歩5分
来館者専用駐車場もあります(有料)。
飲食できる?
館内は、原則飲食禁止です。
ただし、水筒やペットボトルなど中身が漏れないふた付きの容器に入った飲み物および離乳食は可です。
なお3Fに入館者のみ利用可能なカフェがあります。
大きなガラス張りで開放感抜群のカフェでは、角野栄子さんの作品にちなんだランチやデザート、ドリンクがいただけます!
ちょっと集中するのに疲れたなというときに、一息つけるのは嬉しいですね!
まとめ:図書館とはまた違う! ステキな本と出会い向き合える場所!
「本を読む」体験は、図書館と同じように思えますよね。
ただ、全面イチゴ色のメルヘンな空間は、非日常的であり想像の世界に入り込める雰囲気がありました。
ワクワク感が一層増します!
本好きなお子さんはぜひ一度訪れてみてほしいです!
未来の作家が生まれるかも!?
以上、「魔法の文学館」体験レポでした!