
進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会
それぞれの講座どれが自分にあってるんだろう?
そんなお悩みにお答えします!
中学生むけの大手3講座をじっくり比較した結果、私がおすすめするのはこちらです!
本記事では、なぜこのように分析したかを徹底解説します!
2024年4月で中学生になる息子がどの教材を選択したか、その理由も最後に掲載!
どの通信講座にしようかお悩みのあなた、ぜひ参考にしてくださいね!
日々の学習機能の比較!
まずは、3教材の日々の学習機能を比較します!
スマイルゼミ | 進研ゼミ | Z会 | ||
標準 | 特進 | |||
カリキュラム | 教科書準拠 | オリジナル | 教科書準拠 | オリジナル |
先取り | 現学年3月まで | 1学年上まで | ー | ~中3まで |
自動正誤判定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
映像授業 | ○ | ○ | ○ | ○ |
AI苦手分析 | ○ | ○ | ○ | ○ |
自動正誤判定・映像授業・AI苦手分析など、タブレット教材ならではの機能はどの講座にもあります!
スマイルゼミ:すきま時間も有効活用!
スマイルゼミは、AIで理解度にあわせた専用対策講座を配信!

正確性とスピードの両方を鍛える「3分トレーニング」と「暗記カード」で、朝や寝る前のすきま時間にも効率よく反復学習!
秀逸なのが暗記カードの提示タイミング!

忘却曲線を考慮し、もっとも効果的なタイミングで暗記につなげ記憶をしっかり定着!
無理なく理解の穴を埋め成績アップにつなげます!
進研ゼミ:個別最適を重視
進研ゼミも、スマイルゼミとおなじくAI搭載。

苦手を分析し個別最適な問題を提案します。
また、学習者と相談しながら学習ペースを決定し、忙しい中学生活と無理なく両立します。
専任講師がおこなうオンラインライブ授業では、苦手になりやすくテストや入試によく出るテーマを厳選した授業を展開!
効率よく学べる教材です!
Z会:先取り可能なオープンカリキュラム
Z会はオリジナルカリキュラムを中学3年分すべて公開しています。
学年を問わず先取りも復習もできる、柔軟性が魅力!

また、難関国公私大受験生むけの「進学Z会」の講師陣の映像授業をつかって要点学習ができます。
授業を見終わったら、問題演習で学習し知識を定着させていきます。
定期テスト対策の比較
つづいて、定期テスト対策を比較します。
スマイルゼミ | 進研ゼミ | Z会 | ||
標準 | 特進 | |||
学習計画生成 | ○ | ○ | ー | |
実技4教科対応 | ○ | ○ | ○ | |
暗記サポート | アプリ | アプリ | アプリ | |
紙:暗記BOOK |
進研ゼミとスマイルゼミは定期テストプランの自動生成がありますが、Z会にはないのが大きな違いです。
スマイルゼミ:自分専用カリキュラム生成
スマイルゼミはテスト14日前に、理解度に応じた自分専用カリキュラムを自動生成!

テスト3日前までにおわるようスケジュールされ、迷うことなくスムーズにテスト対策を始められます。
早めにテスト対策を始めたい方は、3週間前から自分でモード変更も行えます。
暗記カードは日々の学習で覚えてないカードを優先的に出題し、とりこぼしを防ぐ!
理解の穴を埋め、着実に得点力をアップし内申点獲得につなげていきます!
進研ゼミ:定期テスト予想問題・学校出たマーク
進研ゼミはテスト2週間前に自動で定期テストモードへ切り替わります。
学習者が目標点を決め、それにあったプランと計画表を自動生成し、AIが毎日いちばん伸びる問題を出題。
要点暗記アプリや紙の暗記Bookも用意され、暗記科目への対応もバッチリです!

おもしろいのは同中学の先輩から「テストで出た」報告があった問題で予想問題が出題されます!
また、定期テスト前はオンラインライブ授業「ギモン解消クラス」も配信!
双方向でよくある疑問への解消や、個別質問に対応し効率のよい定期テスト対策ができます!
Z会:AI速効トレーニングでの苦手克服
Z会には、定期テスト専用のスケジュールをたててくれる機能はありません。

自分でテスト範囲を指定すると、理解度をAIが解析し苦手な分野から優先的に出題してくれます。
定期テストの問題は教科書に対応しているため演習にピッタリ!
実技4教科の用語や基本事項の確認ができる実技4教科マスターBOOKもあります。
入試対策
入試対策には、模擬テストの形式や入試講座の開始時期などに違いがあります。
スマイルゼミ | 進研ゼミ | Z会 | ||
標準 | 特進 | |||
模試 | 模擬テスト(タブレット:記述式) | 実力診断マークテスト(紙) | Vテスト(紙:記述式) | |
頻度 | 年3回 | ー | 年3回 | |
入試対策開始時期 | 中2:3月~ | 中2:夏~ | 中3~ | 中3~ |
スマイルゼミ:年3模擬テスト&自分専用カリキュラム
スマイルゼミは、日々の学習から単元ごとの弱点を洗い出し、集中的に弱点補強するカリキュラムが組まれます。
模擬テストは年3回、追加費用なしで自宅受験可能!

テスト結果から自分専用「弱点補強講座」を自動配信、とにかく弱点補強に注力します!
おもしろいのは、模擬テストの志望校を受験後に追加して合格可能性を判定できること!
志望校がきまらないうちは志望校のレベルをきめる目安としても使えます。
また、特進クラスは中2の夏の早い時期から入試対策に突入。
他社もふくめ最も早い段階から入試を意識した学習を始められます。
進研ゼミ:模試&ドリル(ハイレベのみ)
進研ゼミは、定期的に「実力診断マークテスト」があり、全国規模の実力診断で苦手をあぶりだします。

単元別に克服方法のアドバイスがつき、英数のみ苦手攻略ドリルが配信されます。
ハイレベルコースには、中1から入試対策ドリルも!
中1から入試レベルの問題に挑戦できるのは、他の講座にはない特徴です。
第1志望校合格率は90.8%(※)で着実に実力がつきます。
Z会:オンライン模試+月1難関攻略ゼミ
Z会の模試は2025年度より紙ベースからオンラインに変更!
中1・中2はカリキュラム学習の節目に特別演習も実施。
中1から本番の高校入試を見据え、知識の「定着」をはかるのが特徴です!

また月1回配信される「オンライン難関攻略ゼミ」では、公立トップ校の入試を見据え差がつく分野の理解を深めます。
本格的な入試対策は中3からですが、中1・中2の間も年2回特別演習がおこなわれ、早い段階から実践力を鍛えます。
2025年度の新機能として内申対策として「学習カルテ」が追加されました!
学習状況を記録しZ会から届いたアドバイスをもとに、自己分析と自己理解を含め主体的に学習にとりくむ姿勢を育みます。
難関校受験をめざす方にうってつけです!
添削・質問対応
添削の有無や質問対応にも違いがあります。
サポートがもっとも手厚いのはZ会です。
スマイルゼミ:添削も質問対応もなし
スマイルゼミは、添削も質問対応もありません。
証明問題・記述問題へのケアとしては、くわしい「解答基準」「解答例」を表示。
問題終了後に自分で書くべきポイントをすぐ確かめられす。
解説を読んでも分からないということは、やっぱりあると思います。
そんな時は、学校の先生を頼るのがスマイルゼミをやる上でのベストソリューションと考えます。
進研ゼミ:AI疑問解消チャット・赤ペン添削
進研ゼミには24時間いつでも疑問を解消してくれるAIチャット質問機能があります!

学習者がチャットで質問すると、AIが知りたいポイントを判別して提案!
AIの精度は不明ですが、すぐに聞けて解消できるのは便利ですね!
5教科電子辞書も搭載し、わからない単語の意味をすぐに調べることもできます。
また、進研ゼミでは、英語・国語で年間各3回、数学で年間4回、計10回の赤ペン添削があります。
記述問題の評価もしてもらえますね。
Z会:人の手で添削&質問も中3日で対応
Z会の添削問題は毎月あります。

タブレット上で添削にチャレンジし提出すると、約3日後には返却されます。
プロの添削者が「採点者に伝わる解答になっているか?」の観点で添削し、より得点につながる書き方を具体的に指導してくれます。
また「教えてZ会!」で、わからない問題や勉強方法について質問でき、約3日で解答が届きます!
人によるサポートが充実しているのがZ会の特徴です!
気になる費用と環境の比較!
2025年度の12ヶ月分一括支払いをした場合の費用比較はこちら!
月額 | 学年 | スマイルゼミ | 進研ゼミ | Z会 | |
標準 | 特進 | ||||
12ヶ月一括払い | 中1 | ¥8,580- | ¥15,180 | ¥6,990- | ¥10,820- |
中2 | ¥9,460‐ | ¥16,060‐ | ¥7,140- | ¥12,850- | |
中3 | ¥10,340‐ | ¥16,940‐ | ¥7,190- | ¥14,850- | |
タブレット代 | ¥10,978‐(※1) | ¥0‐(※2) | ¥0‐(※3) |
※2:6ヶ月以上継続受講の場合。途中退会の場合8,300円請求。
※3:12ヶ月一括払いかつ6ヶ月継続受講の場合。途中大会の場合39,600円請求。
Z会はオンラインスピーキングありの5教科コースで比較しています。
もっともリーズナブルなのは進研ゼミです。
スマイルゼミ:タブレット別で特進クラスはもっとも高い

スマイルゼミはタブレットも別料金、独自カリキュラムで先取りしていく「特進コース」は3講座のなかでもっとも高額です。
スマイルゼミは志望校の合格率を出していません。
ですが公式サイトには合格者のインタビューが非常に充実しています。
スマイルゼミだけで第一志望に合格できたという声が多数あり、なかでも特進クラスに切り替えた方の充実ぶりが伺えます。
進研ゼミ:タブレット付きでコスパよし
進研ゼミは「タブレット代無料!」が大きなメリット!
月額価格ももっとも安いです!

塾と比べるとその差は歴然!
塾・予備校・通信教育の学習法において中学生利用者数No.1なのもうなずけます。
Z会:タブレット必要、1教科での受講可
Z会はiPadか、専用タブレットでの受講になり、タブレットを購入する必要があります。
なお、Z会はこれまで1教科から受講できましたが2025年度から5教科セット受講のみになりました。

12ヶ月一括払いだと1教科あたり月額3,000円程度で受講できます!
たとえば英語はオンラインスピーキングができたり、AIスピーキングが搭載され対話型レッスンができたりとても充実。
添削や質問対応など人によるサポートが手厚いので、塾で得られるような対応が月額3000円程度でできるのは強みといえます!
息子が選んだのは……
さて、小学生でZ会を継続受講していた息子がえらんだ通信教材は……

【スマイルゼミ】です!
中学生は、現在の高校受験システム上避けられない「内申点獲得」の課題があります。
内申点獲得には、日々の学習をコツコツ真面目にやることが求められます。
それを実現するため、以下を達成できる教材を探しました。
- 弱点を教科し理解の穴を埋めたい!
- 学習管理機能がほしい!
- 目標に向けて努力する姿勢を身につけたい!
- スピードと正確性を鍛えたい!
息子は毎日の学習習慣はあるものの「目標に向かって学習を管理する」スキルはまだありません。
そこを補う教材がよく、定期テストのスケジュール機能が弱いZ会は候補からはずれました。

スマイルゼミは「つまずき検知」「3分トレーニング」「暗記カード」など弱点を補強できることに魅力を感じました!
進研ゼミにもそうした機能があります。
ですが、息子はラクな方に走りがちなので忙しさに合わせて「目標を下げられる」ことに引っかかりを感じ見送りとなりました。
あなたに合ったおすすめ教材はこちら!
3教材比較してきましたが、どれもそれぞれに魅力ある教材でした。
これらをふまえて、私があなたにおすすめする教材はこちら!
スマイルゼミ:内申点を獲得し志望校合格につなげる!
スマイルゼミは、受験の最重要項目である基礎を着実にきたえ弱点をつくらないことに注力した教材!
コツコツ努力して内申点を獲得し志望校合格につなげましょう!
\\ 資料請求・入会はこちら! //
進研ゼミ:中学生活との両立を重視
進研ゼミは「個人の生活習慣に配慮し」コスパ・タイパのよい教材!
効率よく受験に向かいたいご家庭にピッタリです!
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Z会:応用問題で難関国公私立合格を目指す!
Z会は、添削問題や月1難関問題などで演習や質問対応が充実した教材です!
難関国公私立など、より高い目標をめざしたい方におすすめです!
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どの教材もそれぞれに魅力があります。
「何を優先するか」に注目して、お子さんに合った教材を選んでくださいね!
以上、進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会中学講座比較でした。