子供が勉強してくれずイライラ! 将来が不安……。
解決するにはどうすればいいの?
そんなお悩みを解決しましょう。
本記事でご紹介するのは以下です。
- こどもが勉強しない理由・原因
- 誰でもできる原因別の対処法
この対処法を行うことで、「こどもが勉強しない」イライラのトンネルを抜けることができます!
なぜなら、ハイパースキルをもたない、わがやの子どもたちも実際に勉強をするようになったからです。
理由別に解説していますので、お子さんにあった解決方法を実践してくださいね。
すぐに解決方法が知りたい方は、「子供が勉強しない原因別 対応法5つ」へどうぞ!
子供が勉強しない5つの理由
まずは勉強しない理由・原因を探ることから!
お子さんが勉強しない理由として、以下の5つがあげられます。
- 勉強する習慣がない
- 学校の勉強についていけてない
- 集中力がない
- 勉強することの価値がわからない
- 「勉強しなさい」の強制がイヤ!
詳しくみていきます。
学校の授業についていけてない
学校の授業についていけず「勉強はむり」と苦手意識をもっている可能性があります。
ついていけないのは「基礎力が不足し、つまずいた単元があったから」です。
残念なことに学校では学習進度が一定なので、つまずきはそのままで前に進み、どんどん理解できなくなります。
息子が、コロナ禍の休校の影響で、学習進度が通常より速くこの事態に陥りました。
原因は「基礎力のなさ」にあるので、強化とともにつまづいたポイントを探りそこまで遡って復習します。
勉強する習慣がない
2つ目の理由は勉強の「習慣ができていない」ことです。
「朝顔を洗う」「歯を磨く」こうした日常習慣は「やろう」と奮起しなくとも自然とできますよね。
勉強も習慣になれば、自然と始めるものです。
ポイントは「既にある習慣の直後につける」ことです。
集中力がない
席に座っても集中力がなく、結果何もしないこともあります。
そんな時は、周辺環境に原因があります。
- 視界に気の散るもの(おもちゃ・スマホ・マンガ)がある
- 周りの勉強していない人が気になる
リビング学習をしている時に、親や兄弟がスマホをみて寛いだり、ゲームをしていたりしませんか?
そうした状況では集中できないので、周辺環境を整えましょう。
勉強することの価値がわからない
「勉強することに意味あるの?」を勉強しないことの言い訳にしているケースです。
大人は経験があるので「勉強しないと将来の選択肢が狭まる」不安が理解できますが、こどもは今が全て。
そんな彼らに大人基準の「勉強の価値」を説いても響きません!
実際、うちの子供達がそうでした。
ですので、こどもには、
- 「学ぶ」=「新しいことを知る」
- 新しいことを知ることはおもしろいこと
という経験を積んでもらうのが「勉強の価値」を知ることになります!
そんな経験を作る具体的な対応方法はこちら→
親に「勉強しなさい」と言われる
上記の理由がつみかさなって「勉強しない」状態がつづくと、どうしても親は「勉強しなさい」と言ってしまいます。
これは、私も経験があるので気持ちがよくわかります。
ですが、
- 習慣化
- 基礎力をつける
- 集中する
- 勉強の価値を知る
が達成されると、自ずと勉強するようになるので、まずはそこを目指しましょう!
達成するまでの「声のかけかた」の方法はこちら→
子供が勉強しない原因別 対応法5つ
次に具体的な対応法について解説します。
習慣がない → 既にある習慣とまとめる
習慣をつけるにはコツがあります。
- 今ある習慣の”直後”にやること
- 少量スモールステップで
です。
既にある習慣の直後にやる
習慣化の第1ポイントは、すでに習慣づいているところの直後に加え、ひとつづきのルーティンにしてしまうことです。
例えば
- 朝顔を洗ったら
- おやつを食べたら
- お風呂に入ったら
といった、毎日できている習慣に紐づけるのがオススメ!
朝顔を洗ったら「5分計算」、おやつを食べ終わったら「宿題」、お風呂に入ったら「読書」のようにします。
最初はスモールステップで!
小さく始めます、まずは5分やることを目標に。
例えば、わがやでは「朝学習」の習慣をとりいれるため最初にやったのは、「洗顔後に朝5分ドリル」です。
朝5分ドリルは1枚で終わりますし、習慣化に最適です。
他には、準備のわずらわしさのないタブレット教材もオススメ!
娘は、いまは「朝起きたらスマイルゼミ」の習慣ができています。
スマイルゼミが習慣化にオススメの理由を以下の記事で解説しています。
習慣化を手っ取り早く行いたい方は、参考にしてくださいね!
授業についていけない:基礎力強化+さかのぼり
国語&算数の基礎力強化
まずは「国語」と「算数」の基礎力を強化しましょう!
- 国語:音読で語彙をふやす
- 算数:計算力をつける
語彙が増えないと教科書の内容をよみとれませんし、計算が遅いと考える時間が削がれるからです。
実は私も「基礎力は学校がつけてくれる」と思っていたんです。
ところが全くそうではなかった!
いまは先生が忙しいからか、基礎力強化まで手が回っていない印象です。
よって、基礎力強化は残念ながら自宅でやる必要があります!
国語の音読は教科書もいいですが、飽きたらこちらもオススメです。
計算力強化は、目標タイム設定がある「百ます計算」がおすすめ。
低学年なら「プレ百ます計算」、3年生以上は「百ます計算」をやりましょう。
さらに強化するなら、より厳しい時間設定の「山本塾の計算ドリル」がオススメです。
つまずきまでさかのぼって復習
基礎力がついていない状態で勉強を行うと、必ずどこかでつまずきが生じています。
特に算数は積み上げ方式なので、土台の単元がつまずいていると以降の単元が理解できません。
例)かけ算ができなければ、わり算はできない、わり算ができなければ分数は分からない
なので、何につまずいているかを分析し、さかのぼって復習します。
息子は、コロナ休校の時期の算数の進度が特急すぎて、単位の概念理解が弱く、算数検定の勉強をすることで弱点を克服。
算数の勉強は後回し気味だった息子が、先日ランドセルを置いてすぐに分数の問題を解き始めたのには驚きました!
弱点を克服すると「自信がつく」ようになりますよ!
一方、忙しいと親だけで「弱点克服」を達成するのは大変なことも。
そんな時は、復習すべき単元を教えてくれるタブレット教材があります。
土台がしっかりした上で次の単元に進むので、勉強の苦手克服に繋がります!
価値が分からない→学ぶ楽しさを経験する
「勉強の意味が分からない」というお子さんには、お子さんの興味から「学びが楽しい」と思える経験をすることがオススメ!
- 博物館・マンガ・テレビ・YouTube・ゲーム から!
- 興味開発のサービスを利用する
方法があります。
博物館・マンガ・テレビ・YouTube・ゲーム から!
興味を広げるのには、あらゆる方向から攻めるのがオススメ!
というのも、お子さんがどれにハマるか分からないからです。
わが家はYouTubeは制限していますが、学習まんが、NHKのEテレ、ボードゲームをやったり、家族で博物館や野外にも出かけています。
そうした対応を日々されている保護者の方々が行っていることを記事にまとめました。
結果、理科が好きなお子さんになられています!
ヒントが沢山かかれているので、ぜひ参考にしてください!
興味開発のサービスを利用する
昨今、こどもの「学ぶって楽しいかも!?」を後押ししてくれるサービスが増えています!
そんなサービスを利用するのも手です!
わが家はこどもの興味が広がればと、以下のサービスを利用しています。
息子は「リニアモーターカーのしくみ」の研究や地理の面白さを感じるきっかけに、娘は実験や、海のいきものに対する興味に広がりました。
結果として、
- 本を借りて自分で調べる
- 実験して確認する
ようになり、学習につながっています。
興味を広げる習い事に関しては、以下の記事でご紹介しています!
集中力がない → 環境整備
集中するために、学習と関係ないものは全て排除します。
- 視界に、マンガ・ゲーム・おかしなど入れない
- スマホは預かる
- 可能なかぎり、そばで遊ぶ人がいないように
- 勉強道具は箱型ですぐ出せるようにする
できれば、親・兄弟もいっしょに学習時間にしてしまうのが吉です!
また、準備に時間がかかるとそれだけでイヤになってしまうので、お道具箱のような箱に道具一式入れておくとラクですよ!
勉強に関係ないものは全て排除です。
また、準備に時間がかかるとそれだけでイヤになってしまうので、お道具箱のような箱に道具一式入れておくとラクですよ!
「勉強しなさい」といわれる → ガマン! できたことに注目!
これまでの対応法を実践すれば、お子さんが自ずと勉強できるようになっているはず。
それまで「勉強しなさい」はガマンしましょう。
勉強できるようになるまでの、代わりの声掛けとしては
- (勉強開始時間を決めておいて)5時になったよ。
- おやつが終わったら始めようね
- 私も勉強するね
という言葉で促します。親も一緒に勉強するのは効きますよ!
始めたら
- きちんと始められたね
- ひとりで準備できたね
と、できたことを少しでもいいから褒める を繰り返します。
これで「勉強しないイライラ」からおさらばできますよ!
まとめ:勉強しない理由とその対処方法
勉強しない理由とその対処方法についてまとめましょう!
これらの対処法を行えば、勉強しないイライラから解放されます。
特に「授業についていけない」状態ですと、ずっとこの状態が続き、親も子も苦しい!
親が復習ポイントを見つけられない場合、外部サービスを頼るのが早いです。
ご紹介した「すらら」や「RISU算数」は復習単元をピンポイントで提案。
自宅でできて「弱点克服」にすぐ取りかかれますよ!
わがやは
- 勉強の習慣づけ
- 苦手克服
- 学びへの興味を広げる
がうまくいったので、小言が減ってお互いに気持ちよく生活ができています。
親が「勉強しなさい」と言わないですめば親子ともに気持ちがいいですよね。
まずは1つ実践し、お子さんが勉強しない不安やイライラから解放された日々を手にいれてくださいね!
以上、「子供が勉強しないイライラを解消!親が自宅でできる5つの対処法」でした。