2020年、ついに小学校の学習カリキュラムに導入された「英語」。
皆さんの「英語」に対するイメージはどのようなものでしょうか?
嫌いじゃないけど苦手……
今でも少し抵抗感がある……
そうした方も少なくないと思います。
そんなことから、お子さんには
- 学校の授業が始まった時に苦手意識をもたせたくない
- 勉強と感じない幼少期に自然に触れさせたい
- 自分は苦労したから子供には苦労させたくない
というような「英語への興味」「英語への慣れ」を目的に、英語教育を検討されている方は多いでしょう。
そうした時「お子さんの初めての英語経験をどこから始めるべきか」は迷いどころかと思います。
我が家は二人の子どもたちが幼稚園で英語教育を受けました。
その経験を元に、初めて学ぶお子さん向けに私が最適だと思う「英語教育の始め方」について解説して参ります。
英語への興味は「映像コンテンツ」から育てよう!
初めての英語、お子さんが「飽きずに取り組めること」が最初に大事なポイントです。
こちらの記事で詳しく紹介していますが、我が家の子どもたちは幼稚園にて2年間英語教育を受講しました。
幼稚園での授業とともに、家庭学習として英語CDを毎日聞くこと30分。
こうした努力もあってか、我が家の子供たちは「英語への興味」「英語への抵抗感なし」という効果は得られました。
ただ、幼児にとって【英語の音声だけを30分聞く】というのは飽きが生じやすかったです。
下の子は居眠りすることもしょっちゅう。
他のお子さんもCDが配布されて何日かは珍しくて聞くものの、その後は「全く聞かなくなって」とおっしゃる保護者の方は少なくありませんでした。
一方、こうした飽きやすいお子さんでも、別に教材として配布されていたDVDはよく視聴されていたようで「CDよりDVDなのよねぇ」という声は多く聞かれました。
こうした経験から、私は「映像コンテンツ」こそがお子さんが取り組みやすい教材だと感じています。
英語に興味をもつための映像コンテンツに求める4つのポイント!
さて、英語に興味をもつための「映像コンテンツ」として最適なものとは何でしょうか?
私が考えるポイントは以下の4つです。
バリエーションがあること
私は、小さいお子さんが英語を楽しむのに最適な教材は「歌」だと思っています。
歌はメロディーがあるので非常に覚えやすく、記憶に残ります。
お風呂の中でもクルマの中でも、いつでもどこでも口をついて出すことができます。
ですので、歌ははずせないポイントです。
ところが「歌はあんまり好きじゃない」というお子さんもいらっしゃいますよね。
そうした場合、コンテンツが歌だけですとかえって「英語嫌い」になってしまうことも。
ですので、物語やゲーム要素など可能なかぎりバリエーションがあるものがよいと思います。
また、取り扱うテーマも豊富な方がいいですね。
学ぶ上で「乗り物」「動物」「昆虫」「植物」「食べ物」といった多様なテーマ設定がされていると、お子さんが既に興味惹かれるものがあれば、興味をもちやすくなります。
我が家の上の子は乗り物好き、下の子は動物好き。
お子さんによって好きなものは異なりますので、テーマのバリエーションがあるかも要チェックポイントです。
フォニックスがあること
フォニックスは、音声とスペルの結びつけです。
例えば、[ou]というスペルは、「アゥ」と発音する というように、スペルと音声を結びつけていきます。
「mouse」「house」「country」などが該当しますね。
今後、小中高と英語学習が進んで英単語の語彙を増やすにあたり、早いうちからスペルと音声が正しく結びついていれば「どう読むのだろう?」とストレスを感じることが少なくなります。
そうしたストレスを感じないというのは、「苦手意識をもたない」ことに繋がり大きなポイントです!
発達段階に最適化された構成!
英語に対する「興味を広げる」「抵抗感をなくす」ということは、飽きずに続けられることが大切です。
飽きないためには「発達段階に最適化された構成か?」に左右されます。
幼児期や小学校低学年の子どもたちは、ずっと同じものを見たり聞いたりし続けるのは苦手です。
例えば、Eテレの人気子供向け番組「ピタゴラスイッチ」。
15分の放送中、様々なコーナーに切り替わり飽きさせない工夫がしてあります。
このように、短時間でテーマが変わる構成で、集中力を持続させる工夫がある映像コンテンツを選びたいですね!
続けるのに負担感が少ないこと!
保護者の方にとっては親の介入が少ないものが、楽で続けやすいですよね。
実は我が家に人から頂いた英語教材があるのですが、PCにパスワード入力してログインしないと使うことができない教材です。
幼児に一人でそこまで行わせるのが難しく、いちいち私が実行するのも面倒になってきてしまい、使いこなせていないものがあります。
一方で、CDやDVDであれば、プレーヤーに入れっぱなしにして再生ボタンだけ押せば子供もすぐ始められます。
私の経験からも、親子双方、負担なく簡単に実施できるものの方が続けやすいと考えられます。
「YouTube」は初学者が使うのには不向きと思う理由
映像コンテンツとして最初に思い当たるのは「YouTubeの中にないか?」ということではないでしょうか?
YouTubeにも英語学習チャンネルは多数存在します。
例えば、英語学習チャンネル「Little Baby Bum」はチャンネル登録者数3810万人ですし、「KidsTV123」などフォニックスのチャンネルもあります。
しかし、私は英語の素人がYouTubeを使うのはオススメできません。
まず、どの順番で見ていけばいいのか判断に困ります。
再生リストもありますが、沢山ありすぎて選択に迷い、お子さんにはレベルの高いものを見せてしまってかえって「英語って難しい」と思われてしまう恐れがあります。
また、映像を検索する手間もありますし、広告もはさまれて集中も途切れてしまいます。
自由に検索して選べるのがYouTubeのいいところです。
ですが、初学者が体系だって学ぶためには、コンテンツ選びに時間がかかり使いにくいと思っています。
これから学ぼうという人は、英語のプロによって監修された教材を使うのが近道にほかなりません。
私がお子さんの初めての英語経験にオススメする映像コンテンツ
さて、これまでのポイントを踏まえて、私がお子さんの初めての英語経験としてオススメするのは「ミライコイングリッシュ」です。
【対象年齢】0〜8歳
【価格】¥58,600(税込・送料込み)
【内容】DVD×15枚 (エピソード数: 250以上)、CD×3枚 (全41曲)
【学習期間】2年間を想定
「ミライコイングリッシュ」は、「英語好き」の子どもたちを増やすため「低価格と高品質」の両立を目指し開発された英語教材です。
特徴について解説しましょう。
専門家が監修した子供が楽しめるコンテンツ!
「ミライコイングリッシュ」は先に上げた4つのポイントを抑えています。
まずは、映像バリエーション。
「乗り物」「動物」「料理」といったお子さんが好きなテーマを実写・アニメ双方で提供し、お子さんにとって魅力的で飽きない映像表現をされています。
また、同じ映像を何度かみて初めて気づくようなワクワクする仕掛けも取り入れられており、お子さんが持続しやすい工夫があるのが高ポイントです!
次に、フォニックス。
フォニックスはともすると単調になりがち。
シンプルになりすぎないよう様々な映像表現が取り入れられ、子どもたちが楽しんで感覚的に理解できるような工夫がされています。
また、収録されている音声はアメリカ英語のネイティブスピーカーによるもので、本物の発音を耳からいれることができます。
カリキュラムは、2016~18年度のNHK基礎英語1の担当講師である田中敦英先生が監修。
日常的に使われている挨拶や会話をそのまま歌にしたり、キャラクター達が楽しく会話をして、歌をくちずさんだり、キャラクターのマネをしていくことで文法も楽しく学べるようになっています。
教材はDVDとCDで提供されますので、プレーヤーに入れっぱなしで再生ボタンを押すだけでOK!
あとは30分、お子さんが楽しく見るだけです。
コストパフォーマンスがよい!
幼児向けの専用英語教材は、代表的なものに「ディズニー英語システム(DWE)」や「ベネッセワールドワイドキッズ(WWK)」があります。(WWKはサービス終了となりました)
もちろん、これらの教材も幼児向けに最適化され多くの方に支持されている優れた教材です。
DWEは「生活に英語を浸透させる」「親子のコミュニケーションを通じて教育効果を引き出す」教材であり、費用もそれなりにかかる印象です。
実際に2つの製品を比較してみましょう。
「ミライコイングリッシュ」は、内容物は映像教材だけとシンプルにし、サポートもメディア保証のみに絞ることで、だいぶ価格が抑えられていることがわかります。
「DWE」には絵本や玩具があり、そうしたものを通じて英語でアウトプットしたり、親子間でコミュニケーションをしたりすることで、教育効果を引き出すことを目的とされています。
ただですね、私の経験からいうと、正直そこまで関わりを持つのは親の負担感が大きいです。
我が家の上の子は、毎日30分の英語音声視聴と週3日の外国人講師によるオールイングリッシュの講義を幼稚園から足掛け5年間継続しました。
でも、ペラペラ話せるようになったかというとほど遠く、費用対効果は小さかったなというのが正直な感想です。
私にさして覚悟がなかったということもありますが、現実問題、子供には英語以外にも経験してほしいことが沢山あったのです。
ですから、私は幼児英語には大きな学習効果を期待せず「英語への興味をもってもらう」という程度が落とし所だと感じています。
そう考えますと、DWEはつまるところ、オーバースペックに感じています。
その点、「ミライコイングリッシュ」は、英語が話せるという大きな効果を得るというよりは、英検Jr.相当の英語をターゲットに「英語を好きなお子さんを少しでも増やす」ということを目的としている気教材です。
そのため、ライトな目的で教材を選ぶ場合は、最適な教材といえるでしょう。
親子で楽しめる無料オンラインコンテンツが充実!
「ミライコイングリッシュ」は絵本や玩具はありませんが、公式サイトに無料で楽しめるオンラインコンテンツが充実しています。
例えば「絵本」。
ネイティブスピーカーのきれいな発音でゆっくり読んでくれます。
私のさして上手くもない発音で読むよりずっといいのでありがたいです。
その他、プリント教材には「ぬりえ」「アルファベット」「迷路」「福笑い」と90枚以上。
特に面白いなと思ったのは「福笑い」。
これで遊びながら顔のパーツはばっちり覚えられそうですね。
他にも「クイズ」に「動画」も!
特に「動画」は【親子で使える英語フレーズ】がテーマなので、親が勉強になります。
「『この調子で頑張ろう』は英語でなんという?」というように、スキットを使って丁寧に説明してくれて、私も早速オンライン英会話をしている息子に使ってみましたよ。
ちなみに、こちらのコンテンツは会員登録さえすれば誰でも無料で利用可能!
また、公式サイトにはDVDに収録されている映像サンプルも無料で請求可能です。
ぜひ、実際にご覧になってみてくださいね!
まとめ:映像コンテンツで「英語への興味」を楽しんで達成しよう
ここまで「英語への興味」を目的に、どう英語を初めていくかを解説してまいりました。
いまいちどまとめましょう。
「英語を好きになってもらう」ためには初めが肝心です。
飽きずに楽しめるものを選びたいですね。
私は元々「英語は早くからやらなくてもいいかな」と思っていましたが、ひょんなことから幼稚園を通じて子供に英語を経験させることで、英語に興味をもってもらうことができました。
「楽しい」「もっと話してみたい」と思ってもらえたのは、第二言語として英語を学ぶ子どもたちに寄り添った教材で学べたからだと感じています。
ご家庭でするのであれば、負担感も少なくコスパもよい「ミライコイングリッシュ」をオススメしています。
ですが、お子様が実際に楽しめるかどうか? が一番大事な部分です。
無料でサンプル動画を請求することができますので、ぜひ一度お試しになってみてくださいね。
以上、初めて学ぶお子さん向けに、私が最適だと思う「英語教育の始め方」についての解説でした。
皆さんのご参考になれば幸いです!