こどもが宇宙に興味がわいてきたみたい! おすすめの本を教えて!
そんな疑問にお答えします!
夜空にきらめく星をみたり、ロケットの打ち上げをみたり。
そんなきっかけから宇宙に興味がわいた「ここぞ!」に、おすすめする本をご紹介!
本記事では以下の4つにカテゴリわけして解説します。
宇宙の本は範囲がひろく、タイトルだけでは内容がわからないこともありますよね。
本記事が、みなさんの本選びの一助になれば幸いです!
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おすすめ図鑑! 網羅的に知るのに最適!
まずは図鑑。
本記事では定番の「小学館NEO」「学研LIVE」「講談社MOVE」以外をご紹介します!
はじめてのわくわく図鑑 宇宙編 ナショジオキッズ
タイトル | ナショジオキッズ 大きな写真で楽しむ はじめてのわくわく図鑑 宇宙編 |
著者 | キャサリン・D・ヒューズ |
出版社 | エヌディエヌコーポレーション |
発行日 | 2022/3/11 |
- 太陽系がテーマ、入門にピッタリ!
- 宇宙開発もとりあげ、ロケットや探査機好きにも嬉しい!
- オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。
- 総ルビで字が大きく、低学年でも読みやすい。
「はじめての」とあるように、宇宙のことはこれからのお子さんにピッタリ!
定番図鑑よりもカンタンで、低学年のお子さんでも1人で読みやすいです!
私のお気に入りポイントは「ナショナル・ジオグラフィック」なだけあって、探査機が撮影した本物の惑星や衛星写真が沢山あることです!
すばらしき 宇宙の図鑑
タイトル | 宇宙飛行士だから知っている すばらしき宇宙の図鑑 |
著者 | 野口聡一 |
出版社 | KADOKAWA |
発行日 | 2022/7/7 |
- 野口聡一さんの宇宙飛行士経験からかたられる彩りある解説!
- 技術(宇宙開発)と理論(太陽系/恒星)の両方のバランスがよい。
- オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。
- 総ルビ、文章は小学校高学年くらいが目安
元宇宙飛行士 野口聡一さんが宇宙のすばらしさを解説してくださる本。
本書のおすすめポイントは、何といっても「ISS」の話ですね。
実体験のお話は、そこに住んでいた方の息づかいが感じられ、すごく心に残るんです!
また、太陽系や恒星のなりたちなど宇宙を理論的にみる視点と、人間の生活にどう繋げるか技術的にみる視点の両方を解説。
バランスがよいのもお気に入りポイントです!
宇宙大図鑑 Newton大図鑑シリーズ
タイトル | Newton 大図鑑シリーズ 宇宙大図鑑 (Newton大図鑑シリーズ) |
著者 | ニュートンプレス |
出版社 | ニュートンプレス |
発行日 | 2020/5/30 |
- 今判明している宇宙の全容を知る決定版!
- 太陽系から、銀河系、宇宙の誕生と未来、宇宙開発までオールイン!
- オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。
- ルビなし!
宇宙の全容をまるっとしりたいなら、決定版の図鑑といえます。
ブラックホール、ダークマター、インフレーション、ビッグフリーズなどの気になる言葉の解説もふんだんにあり!
大人向けなので小学生が読める易しさはないですが、好きを究める子たちは漢字のルビなんて関係ないですよね!
美しい絵と写真でその世界に引き込まれてください!
読みものとして感じる宇宙の絵本
つづいて絵本のご紹介!
絵本を「幼児のよみもの」としてしまうのはもったいない!
小学生のお子さんにも、大人にも「へぇー、すごい」が染み込んできますよ!
月へ アポロ11号のはるかなる旅
タイトル | 月へ アポロ11号のはるかなる旅 |
著者 | ブライアン・フロッカ |
出版社 | 偕成社 |
発行日 | 2012/1/17 |
- ダイナミックな絵!
- こまかな情景描写のみですすむのに、展開がドキドキ!
- 裏表紙のアポロ計画・サターン5型ロケットの緻密な絵がすばらしい!
1969年7月16日に月へ向けて旅立ち、7月24日に無事生還したアポロ11号の物語。
発射時のエンジンの噴出孔、近づいてくる大きな月、漆黒に浮かぶ真っ青な地球……
とにかくダイナミックな美しい絵がすばらしく、個人的に大好きな絵本です!
もう50年以上も前の偉業が現代のアルテミス計画にリンクし、宇宙へのロマンをひしひしと感じられますよ!
ブラックホールってなんだろう?
タイトル | ブラックホールって なんだろう? (たくさんのふしぎ傑作集) |
著者 | 嶺重慎 |
出版社 | 福音館書店 |
発行日 | 2019/7/1 |
- むずかしいブラックホールの話をわかりやすく!
- イラストの黒基調が、ブラックホールの思考へといざなってくれる
- こどもに夢をあたえる言葉もあり!
ブラックホールを一番わかりやすく知りたいならコレ一択!
「何もかも吸い込まれる」不思議さがきになるのか、ブラックホール好きなお子さんは多いと思うんです。
息子もその一人。
何度も読むと、ブラックホールのことがよくわかるようになります!
本書は、福音館書店の「月刊たくさんのふしぎ」から生まれた本です。
「たくさんのふしぎ」はその道の研究者・専門家が、お子さんむけに分かりやすく解説そした本格派。
こども向け雑誌ではイチオシ!
定期購読もあるのでチェックしてみてください。
宇宙の最新トピックを網羅的にしる本
天文の基本的な知識・太陽系の外の宇宙、これからの宇宙開発など、最新トピックを網羅的に知りたいときおすすめの1冊はこちら!
ニュースとマンガで今、一番知りたい! 宇宙と天文
タイトル | ニュースとマンガで今、一番知りたい! 宇宙と天文 |
著者 | 鈴木喜生 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
発行日 | 2023/12/30 |
- これ1冊で天文の基礎知識から宇宙開発まで!
- フルカラーマンガと豊富な資料写真!
- 関連動画へのリンクつきですぐにアクセス可能!
- 近未来の宇宙開発話も豊富!
とにかく資料写真が豊富で非常にわかりやすいです!
感動したのは、本文内にJAXAやNASAなどの公式動画へのリンクがQRコードで入っていること。
自分で調べないでも公式の映像資料にすぐに辿れる親切設計!
深い理解も進みます。
中学受験にも対応する深い知識が得られます!
ロケット・探査機 宇宙へ近づく技術を知る本
宇宙のうち「ロケット」「ISS」「探査機」などのメカや、宇宙開発などの技術にワクワクする人にオススメの本はこちら!
宇宙開発の歴史と、宇宙が人々の未来にどう関わってくるかを感じられる本です!
宇宙の話をしよう
タイトル | 宇宙の話をしよう |
著者 | 小野雅裕 |
出版社 | SBクリエイティブ |
発行日 | 2020/11/20 |
- 宇宙開発の歴史がわかる
- 父娘の対話形式でよみやすい
- 技術者視点でみる科学技術の発展の明暗
- 宇宙開発への興味がかきたてられる!
著者の小野雅裕さんはNASA JPL(ジェット推進研究所)で、火星探査機パーサヴィアランスの開発・運用を担当されている技術者。
そんなお父さんが娘さんに、優しい口調で宇宙開発の歴史をかたる構成がすばらしい!
いま私たちが恩恵をうけている科学技術。
技術者たちの苦悩のなかで生まれ、それを享受させてもらっているのだと感じられる作品です。
それが技術者ご本人から語られ、言葉の重みを感じます!
ヤバい 宇宙図鑑
タイトル | 元JAXA研究員も驚いた! ヤバい「宇宙図鑑」 |
著者 | 谷岡憲隆 |
出版社 | 青春出版社 |
発行日 | 2019/5/5 |
- 人が宇宙に行ったらどうなる? 宇宙のおもしろさがわかる!
- ロケットや人工衛星など、宇宙開発・宇宙利用の話が多い!
- オールカラーイラストでライトな文体がよみやすい!
- ルビあり!
宇宙にある人工衛星や、ISSの話など「宇宙と人の生活をむすびつける」技術が満載です!
人間が宇宙にいったらどうなるのか? 宇宙をどう利用していくか? そうした宇宙開発に興味がむきます。
一方で、宇宙のなりたちやブラックホールなどの、理論的な内容はありません。
そちらに興味がある方は、次章の本をオススメします!
宇宙の真理に迫りたくなったら…
宇宙がどうやってできたのか? これからどうなっていくのか?
宇宙そのものを深掘りしたいときにおすすめの本はこちら!
前者はライトに楽しめる本、後者は本格的に宇宙を学びたい人のための本です!
ブラックホールってすごいやつ
タイトル | 国立天文台教授が教える ブラックホールってすごいやつ |
著者 | 本間希樹 |
出版社 | 扶桑社 |
発行日 | 2019/12/18 |
- 地球という星に人間が存在している奇跡を感じられる!
- ネタのようなサイドストーリー満載なのがおもしろい!
- オールカラー、シュールなイラストが子にウケる!
- ルビあり!
タイトルからブラックホールだけの話かと思いきや、「宇宙の成り立ち」から宇宙の真理へ迫っていきます!
とくに「地球」がいかに奇跡の星であるか多く解説され、ちっぽけなことで悩むのがバカバカしく思えてくるんですよね。
もちろん「ブラックホール」の話も!
世界で初めて撮影されたブラックホール写真とともに詳しく解説されています!
ビッグバンの命名が実は悪口から始まった、などのネタも満載でおもしろく読めますよ!
14歳からの宇宙物理学
タイトル | 広大すぎる宇宙の謎を解き明かす 14歳からの宇宙物理学 |
著者 | 武田紘樹 |
出版社 | KADOKAWA |
発行日 | 2023/3/20 |
- 宇宙を学問的に探究する入門書
- 重力・宇宙の謎・天体について詳しく解説
- 見開き1ページに1解説。イメージ図で物理が分からなくても読める
- オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。
宇宙はどう始まりどこに向かっていくのか? 宇宙の真理はどこにあるのか?
もっと「宇宙の理」に学問的に迫りたいとおもったら、本書を読んでほしいです!
宇宙をときあかす物理学の知識を、”ゆるく広くお届け”するのが本書の目的とのとおり、ざっくり知れる良書。
表層を知っておくだけでも、学びを深くしていくときの助けになりますよね。
イメージ図が分かりやすく物理を本格的にならっていない中学生でも、忘れてしまった大人にも易しくオススメです。
まとめ:宇宙をみる視点 理論と開発
本記事で紹介した本はこちら!
ひとくちに「宇宙に興味がある」といっても、
- いかに宇宙ができ、どこへ向かっていくのか?(理学的な視点)
- 宇宙に近づき、利用するための技術開発とは?(工学的な視点)
の大きく2つに分かれてくると思います。
わがやも、私の興味は「宇宙の真理」にあります、息子は「宇宙開発」でした!
どちらに興味があるかによって、知りたいことも変わってきますが、本のタイトルだけではわからないもの。
本記事がそんな悩みを助ける一助になれば幸いです!
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