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【こどもの読書入門】宇宙への興味をみたすおすすめ本10選!

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こどもが宇宙に興味がわいてきたみたい! おすすめの本を教えて!

そんな疑問にお答えします!

夜空にきらめく星をみたり、ロケットの打ち上げをみたり。

そんなきっかけから宇宙に興味がわいた「ここぞ!」に、おすすめする本をご紹介!

本記事では以下の4つにカテゴリわけして解説します。

宇宙の本は範囲がひろく、タイトルだけでは内容がわからないこともありますよね。

本記事が、みなさんの本選びの一助になれば幸いです!

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なべこ

子供とともに「学び」を日々試行錯誤中。
知る/感じるをバランスよくがモットー!
地方公立小中高・私大理工学部卒。システムエンジニア歴10年。
塾なし自宅学習で「自分で考える」にずっと向き合って来ました!
ゆるフリーランス/保育士/学校教育サポーター

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おすすめ図鑑! 網羅的に知るのに最適!

まずは図鑑。

本記事では定番の「小学館NEO」「学研LIVE」「講談社MOVE」以外をご紹介します!

はじめてのわくわく図鑑 宇宙編 ナショジオキッズ

タイトルナショジオキッズ 大きな写真で楽しむ はじめてのわくわく図鑑 宇宙編
著者キャサリン・D・ヒューズ 
出版社エヌディエヌコーポレーション
発行日2022/3/11
  • 太陽系がテーマ、入門にピッタリ!
  • 宇宙開発もとりあげ、ロケットや探査機好きにも嬉しい!
  • オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。
  • 総ルビで字が大きく、低学年でも読みやすい。

「はじめての」とあるように、宇宙のことはこれからのお子さんにピッタリ!

定番図鑑よりもカンタンで、低学年のお子さんでも1人で読みやすいです!

私のお気に入りポイントは「ナショナル・ジオグラフィック」なだけあって、探査機が撮影した本物の惑星や衛星写真が沢山あることです!

すばらしき 宇宙の図鑑

タイトル宇宙飛行士だから知っている すばらしき宇宙の図鑑
著者野口聡一 
出版社KADOKAWA
発行日2022/7/7
  • 野口聡一さんの宇宙飛行士経験からかたられる彩りある解説!
  • 技術(宇宙開発)と理論(太陽系/恒星)の両方のバランスがよい
  • オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。
  • 総ルビ、文章は小学校高学年くらいが目安

元宇宙飛行士 野口聡一さんが宇宙のすばらしさを解説してくださる本。

本書のおすすめポイントは、何といっても「ISS」の話ですね。

実体験のお話は、そこに住んでいた方の息づかいが感じられ、すごく心に残るんです!

また、太陽系や恒星のなりたちなど宇宙を理論的にみる視点と、人間の生活にどう繋げるか技術的にみる視点の両方を解説。

バランスがよいのもお気に入りポイントです!

宇宙大図鑑 Newton大図鑑シリーズ

タイトルNewton 大図鑑シリーズ 宇宙大図鑑 (Newton大図鑑シリーズ)
著者ニュートンプレス 
出版社ニュートンプレス
発行日2020/5/30
  • 今判明している宇宙の全容を知る決定版!
  • 太陽系から、銀河系、宇宙の誕生と未来、宇宙開発までオールイン!
  • オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。
  • ルビなし!

宇宙の全容をまるっとしりたいなら、決定版の図鑑といえます。

ブラックホール、ダークマター、インフレーション、ビッグフリーズなどの気になる言葉の解説もふんだんにあり!

大人向けなので小学生が読める易しさはないですが、好きを究める子たちは漢字のルビなんて関係ないですよね!

美しい絵と写真でその世界に引き込まれてください!

読みものとして感じる宇宙の絵本

つづいて絵本のご紹介!

絵本を「幼児のよみもの」としてしまうのはもったいない!

小学生のお子さんにも、大人にも「へぇー、すごい」が染み込んできますよ!

月へ アポロ11号のはるかなる旅 

タイトル月へ アポロ11号のはるかなる旅
著者ブライアン・フロッカ 
出版社偕成社
発行日2012/1/17
  • ダイナミックな絵!
  • こまかな情景描写のみですすむのに、展開がドキドキ!
  • 裏表紙のアポロ計画・サターン5型ロケットの緻密な絵がすばらしい!

1969年7月16日に月へ向けて旅立ち、7月24日に無事生還したアポロ11号の物語。

発射時のエンジンの噴出孔、近づいてくる大きな月、漆黒に浮かぶ真っ青な地球……

とにかくダイナミックな美しい絵がすばらしく、個人的に大好きな絵本です!

もう50年以上も前の偉業が現代のアルテミス計画にリンクし、宇宙へのロマンをひしひしと感じられますよ!

ブラックホールってなんだろう?

タイトルブラックホールって なんだろう? (たくさんのふしぎ傑作集)
著者嶺重慎
出版社福音館書店
発行日2019/7/1
  • むずかしいブラックホールの話をわかりやすく!
  • イラストの黒基調が、ブラックホールの思考へといざなってくれる
  • こどもに夢をあたえる言葉もあり!

ブラックホールを一番わかりやすく知りたいならコレ一択!

「何もかも吸い込まれる」不思議さがきになるのか、ブラックホール好きなお子さんは多いと思うんです。

息子もその一人。

何度も読むと、ブラックホールのことがよくわかるようになります!

本書は、福音館書店の「月刊たくさんのふしぎ」から生まれた本です。

「たくさんのふしぎ」はその道の研究者・専門家が、お子さんむけに分かりやすく解説そした本格派。

こども向け雑誌ではイチオシ!

定期購読もあるのでチェックしてみてください。

宇宙の最新トピックを網羅的にしる本

天文の基本的な知識・太陽系の外の宇宙、これからの宇宙開発など、最新トピックを網羅的に知りたいときおすすめの1冊はこちら!

ニュースとマンガで今、一番知りたい! 宇宙と天文

タイトルニュースとマンガで今、一番知りたい! 宇宙と天文
著者鈴木喜生
出版社朝日新聞出版
発行日2023/12/30
  • これ1冊で天文の基礎知識から宇宙開発まで!
  • フルカラーマンガと豊富な資料写真!
  • 関連動画へのリンクつきですぐにアクセス可能!
  • 近未来の宇宙開発話も豊富!

とにかく資料写真が豊富で非常にわかりやすいです!

感動したのは、本文内にJAXAやNASAなどの公式動画へのリンクがQRコードで入っていること。

自分で調べないでも公式の映像資料にすぐに辿れる親切設計!

深い理解も進みます。

中学受験にも対応する深い知識が得られます!

ロケット・探査機 宇宙へ近づく技術を知る本

宇宙のうち「ロケット」「ISS」「探査機」などのメカや、宇宙開発などの技術にワクワクする人にオススメの本はこちら!

宇宙開発の歴史と、宇宙が人々の未来にどう関わってくるかを感じられる本です!

宇宙の話をしよう

タイトル宇宙の話をしよう
著者小野雅裕 
出版社SBクリエイティブ
発行日2020/11/20
  • 宇宙開発の歴史がわかる
  • 父娘の対話形式でよみやすい
  • 技術者視点でみる科学技術の発展の明暗
  • 宇宙開発への興味がかきたてられる!

著者の小野雅裕さんはNASA JPL(ジェット推進研究所)で、火星探査機パーサヴィアランスの開発・運用を担当されている技術者。

そんなお父さんが娘さんに、優しい口調で宇宙開発の歴史をかたる構成がすばらしい!

いま私たちが恩恵をうけている科学技術。

技術者たちの苦悩のなかで生まれ、それを享受させてもらっているのだと感じられる作品です。

それが技術者ご本人から語られ、言葉の重みを感じます!

ヤバい 宇宙図鑑

タイトル元JAXA研究員も驚いた! ヤバい「宇宙図鑑」
著者谷岡憲隆
出版社青春出版社
発行日2019/5/5
  • 人が宇宙に行ったらどうなる? 宇宙のおもしろさがわかる!
  • ロケットや人工衛星など、宇宙開発・宇宙利用の話が多い!
  • オールカラーイラストでライトな文体がよみやすい!
  • ルビあり!

宇宙にある人工衛星や、ISSの話など「宇宙と人の生活をむすびつける」技術が満載です!

人間が宇宙にいったらどうなるのか? 宇宙をどう利用していくか? そうした宇宙開発に興味がむきます。

一方で、宇宙のなりたちやブラックホールなどの、理論的な内容はありません。

そちらに興味がある方は、次章の本をオススメします!

宇宙の真理に迫りたくなったら…

宇宙がどうやってできたのか? これからどうなっていくのか?

宇宙そのものを深掘りしたいときにおすすめの本はこちら!

前者はライトに楽しめる本、後者は本格的に宇宙を学びたい人のための本です!

ブラックホールってすごいやつ

タイトル国立天文台教授が教える ブラックホールってすごいやつ
著者本間希樹 
出版社扶桑社
発行日2019/12/18
  • 地球という星に人間が存在している奇跡を感じられる!
  • ネタのようなサイドストーリー満載なのがおもしろい!
  • オールカラー、シュールなイラストが子にウケる!
  • ルビあり!

タイトルからブラックホールだけの話かと思いきや、「宇宙の成り立ち」から宇宙の真理へ迫っていきます!

とくに「地球」がいかに奇跡の星であるか多く解説され、ちっぽけなことで悩むのがバカバカしく思えてくるんですよね。

もちろん「ブラックホール」の話も!

世界で初めて撮影されたブラックホール写真とともに詳しく解説されています!

ビッグバンの命名が実は悪口から始まった、などのネタも満載でおもしろく読めますよ!

14歳からの宇宙物理学

タイトル広大すぎる宇宙の謎を解き明かす 14歳からの宇宙物理学
著者武田紘樹
出版社KADOKAWA
発行日2023/3/20
  • 宇宙を学問的に探究する入門書
  • 重力・宇宙の謎・天体について詳しく解説
  • 見開き1ページに1解説。イメージ図で物理が分からなくても読める
  • オールカラー・イラスト、写真でわかりやすい。

宇宙はどう始まりどこに向かっていくのか? 宇宙の真理はどこにあるのか?

もっと「宇宙の理」に学問的に迫りたいとおもったら、本書を読んでほしいです!

宇宙をときあかす物理学の知識を、”ゆるく広くお届け”するのが本書の目的とのとおり、ざっくり知れる良書。

表層を知っておくだけでも、学びを深くしていくときの助けになりますよね。

イメージ図が分かりやすく物理を本格的にならっていない中学生でも、忘れてしまった大人にも易しくオススメです。

まとめ:宇宙をみる視点 理論と開発

本記事で紹介した本はこちら!

ひとくちに「宇宙に興味がある」といっても、

  • いかに宇宙ができ、どこへ向かっていくのか?(理学的な視点)
  • 宇宙に近づき、利用するための技術開発とは?(工学的な視点)

の大きく2つに分かれてくると思います。

わがやも、私の興味は「宇宙の真理」にあります、息子は「宇宙開発」でした!

どちらに興味があるかによって、知りたいことも変わってきますが、本のタイトルだけではわからないもの。

本記事がそんな悩みを助ける一助になれば幸いです!

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