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【こどもの読書入門】好奇心を究めた科学者の伝記絵本 7選!

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こどもの好きに寄り添うだけで大丈夫かな?

好きを究めるってどういうことかな?

そんな疑問にお答えします!

お子さんが「好きなことばかりしてる」、そんな時は好きを極めた人たちの生き様を知れる伝記絵本がオススメ!

本記事では、科学者たちの伝記絵本を紹介します!

いずれもお子さんの読み聞かせにピッタリ!

宇宙の謎をときあかしてきた偉人たちは、幼少期をどうすごし、世の中をどう見つめてきたのか?

さっそくご紹介!

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なべこ

子供とともに「学び」を日々試行錯誤中。
知る/感じるをバランスよくがモットー!
地方公立小中高・私大理工学部卒。システムエンジニア歴10年。
塾なし自宅学習で「自分で考える」にずっと向き合って来ました!
ゆるフリーランス/保育士/学校教育サポーター

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星の使者 科学者:ガリレオ・ガリレイ

科学者ガリレオ・ガリレイの生きざまを、地動説の証明を軸にドラマティックに展開していく物語です。

16世紀のヨーロッパでは、地球が宇宙の中心にあるという考え方が通説でした。

そこに「太陽の周りを地球が回っている」地動説をとなえたのがコペルニクス。

その説を証明したのが、ガリレオ・ガリレイです。

通説を否定したことで、さいごには教会批判として宗教裁判にかけられてしまいます。

それでも地球は動いている。

そんななかでも、自分の信念を曲げない勇気、自分を信じる理性に感動します!

フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人

フィボナッチ数列で有名なイタリアのピサの数学者「レオナルド・フィボナッチ」の生涯をフィクションをまじえて描かれた物語です。

周囲から「のうなし」と呼ばれた子供時代にも、すきな数字を探究する心を忘れなかったフィボナッチ。

やがて自然界にある花びらや種の数、貝のうずまきの形が法則を持った数であることに気づきます。

それがフィボナッチ数列。

フィボナッチ数列とは

1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, …

と前の2つの項の和になる数列です。

そんな世界の美しさにたどりついたフィボナッチは、他人から”のうなし”と呼ばれることが全く気にならなくなりました。

好きをとことん追求していく「探究心」がどのように花開いたかを感じられる絵本です!

チャールズ・ダーウィン 世界をめぐる

チャールズ・ロバート・ダーウィンのビーグル号の冒険を軸に、ワクワクを追体験できるものがたりです。

南米大陸の測量調査線ビーグル号に乗ったダーウィンは、さまざまな土地で化石や動物たちにふれ、躍動する地球に驚嘆していきます。

ビーグル号の航路が地図でしめされ、どんな生物にどこであったのか様子を想像するのが楽しい!

ダーウィンがコツコツと観察・記録・収集の作業に没頭し、心の中にわいた問いが「種の起源」につながっていくことが感じられます!

数字はわたしのことば 数学者:ソフィージェルマン

18~19世紀のフランスの女性数学者、ソフィー・ジェルマンの伝記絵本です。

ソフィー・ジェルマンは、フェルマーの定理の一部を証明した最初の数学者。

今よりもっともっと「女の子が学問なんて!」という時代。

自分の好きな数学を手放さずに、数学者としてめげずに羽ばたいていった生き様がよくわかります!

大学で学ぶために、とんでもない行動をとるソフィー。

環境や性別、自分の努力だけではどうしようもない壁にぶちあたって心が折れかけたとき、背中をおしえてもらえる素敵な絵本です。

ひらめきの建築家 ガウディ

スペインはバルセロナにある教会、サグラダ・ファミリアで著名なガウディの個性にせまる物語です。

小さい頃は体が弱かったため、ゆっくりと自然を観察してきたガウディ。

そこで育まれた目と、伝統をたいせつにするカタルーニャ地方への誇りから、個性的な作品群がうまれてきたことが感じられます。

一方で、模型をつくり緻密に計算して建物を設計したこともうかがえるんですね。

遊びココロたっぷりのデザインと緻密な工学、今の時代に求められる人材像に近いともいえます。

読後は、ガウディの建築物を見に行きたい気持ちにさせてくれる絵本です!

スティーブン・ホーキング ブラックホールの謎に挑んだ科学者の物語

宇宙やブラックホールを研究する物理学者、スティーブン・ホーキング博士の人生が穏やかに語られる絵本です。

「私は決して大人にならない子どもです。なぜ? とか、どうして? という質問をやめられないのです。いつも答えが見つかるわけではありませんが。」

そんな子供の心をもったホーキング博士。

物理学者としての業績だけでなく、パーティーがすきだったり、ジョークで人を笑わせたり、いたずら心があふれる素の一面が描かれていて親しみをもてます。

先生・家族・友人たちが、彼のために何かを開発したり背中をおしたり、包んだり。

人々に愛された博士の人柄もかいま見える素敵な絵本です。

星のこども カール・セーガン博士と宇宙のふしぎ

探査機ボイジャーを送り出したカール・セーガン博士の物語です。

地球とすべての生き物は、星のかけらでつくられているのです。

そんなふうに語りかける博士が、万国博覧会で宇宙に出会い、本をたよりに宇宙を探っていく様はどこにでもいるお子さんと一緒。

自分の「わくわく」した感情を地球にすむ人々にかぎらず、地球外の彼方へも届けようとするんです。

そんな強い思いから生まれた探査機ボイジャーは、今も太陽系をとびこえて旅をしているって凄いですよね!

壮大な宇宙へのロマンを感じられる伝記絵本です!

まとめ:好きを究めた科学者たちに憧れる!

あらためて紹介した絵本はこちら!

こどもを育てていると

  • 好きなことばかりしていて大丈夫なのだろうか?

と思う瞬間が訪れます。

偉大な科学者たちも、幼少期はすきなことばかりをしていて周囲の理解をえられず変人扱いされてるんですね。

彼・彼女たちはそんな環境にまけずに、自分の好きなもの・信じるものを追及し素敵な発見をしていくんです。

私は、このような科学者たちの生き様を知って「こどもたちの好きに寄り添っていこう」と思えるようになりました。

そんな背中を教えてくれる伝記絵本たち、ぜひ手にとって読んでみてくださいね!

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